« サーバのボトルネックはどうやって調べるか | Main | 【P3Pのお話し】「IE6にバージョンアップした途端、急にサイトが利用できなくなった」というクレームを受けた場合 »

June 11, 2004

KeepAliveについて考える

「KeepAlive設定のon/offの違いだけでサーバのキャパシティが数倍違ってくる」。大規模サイトならではの経験則です。ApacheやIIS等、一般的なWEBサーバでは通常KeepAliveの設定ができます。この設定はアクセスが少ないWEBサーバの場合にはonでもoffにしても大差がないため、小規模サイト運営の経験しかない管理者はこの設定についてあまり深く考えない場合が多いと思います。しかし大規模サイトではこの設定を誤るとサーバのキャパシティをすぐに超えてしまうので要注意です。

【一般的にonとoffのどっちがよいの?】

あくまでも私の大規模サイト運用上での経験則ですが、offにしておいたほうが安全であると感じています。例をお見せしましょう。これは非常にアクセス数の多いWEBサーバの例です。

Keepalive

KeepAliveがoffの時にはTCPコネクション数が少なく押さえられていますが、onにした途端TCPコネクション数がうなぎ昇りとなっています。これはTCPコネクション数がサーバのキャパシティを超えてしまう可能性があることを示しています。


【KeepAliveをonにするのがよい場面はないの?】

もちろんあります。TCPコネクション数の見込みが少ない場合、すなわちアクセス数が少ないかもしくはサーバ台数がたくさんあって1台毎のコネクション数が少ない場合はKeepAliveをonにしたほうがよいです。通常KeepAliveをonにするとTCPコネクションを張りなおすコストが減ることでレスポンスが良くなることが期待されます。

|

« サーバのボトルネックはどうやって調べるか | Main | 【P3Pのお話し】「IE6にバージョンアップした途端、急にサイトが利用できなくなった」というクレームを受けた場合 »

WEBサーバ 【人気】」カテゴリの記事

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/32004/750366

Listed below are links to weblogs that reference KeepAliveについて考える:

» httpd.conf [Linux Server Reference (PukiWiki/TrackBack 0.3)]
httpd.conf(Apache) httpd.conf(Apache) 参考URL モジュール解説 解説 httpd.conf(2.0系)の中身(解説) httpd.conf(2.2系)の中身(解説) ▲▼参考URL Apache HTTP サーバ バージョン 2.2 ドキュメント http://nosa.cocolog-nifty.com/sanono...... [Read More]

Tracked on October 08, 2007 at 08:53 PM

» 間違いだらけのWEBサーバ Keep-Alive [新・浅く広くをモットーに - WEBプログラマ メモ]
Keep-Alive on / off に関する文献の多くが曖昧であることが気になっていたので、まとめてみました。Apacheのドキュメントから、Keep-Aliveの説明を拝借しますと、 HTTP/1.0 の Keep-Alive 拡張と HTTP/1.1 の持続的接続の機能は、複数のリクエストが同じTCPの接続で送られ... [Read More]

Tracked on July 11, 2010 at 07:27 PM

« サーバのボトルネックはどうやって調べるか | Main | 【P3Pのお話し】「IE6にバージョンアップした途端、急にサイトが利用できなくなった」というクレームを受けた場合 »