1000BASE-Tと1000BASE-SXではどちらが良い?
1000BASE-Tと1000BASE-SX、要するにUTPケーブルと光ファイバーケーブルではどちらが良いか、という話しをしてみます。ここでは1Gについて書いてますが10G(10GBASE-Tと10GBASE-SR)と置き換えても同様です。
さて、ギガビットネットワークを構築する際、昔だったら1000BASE-SXを選択するのが当然でした。しかし今は1000BASE-Tがよく使われるようになってきて、1000BASE-Tと1000BASE-SXのいずれも選べるのであればどちらが良いか迷う方も多いのではないでしょうか。IAサーバであれば1000BASE-Tでいいかとなっても、高価なエンタープライズサーバの場合はどうでしょう。
さて、ギガビットネットワークを構築する際、昔だったら1000BASE-SXを選択するのが当然でした。しかし今は1000BASE-Tがよく使われるようになってきて、1000BASE-Tと1000BASE-SXのいずれも選べるのであればどちらが良いか迷う方も多いのではないでしょうか。IAサーバであれば1000BASE-Tでいいかとなっても、高価なエンタープライズサーバの場合はどうでしょう。
【選び方の例】
長距離引き回すのであれば1000BASE-SXか、もしくは1000BASE-LXでなければなりません。が、数メートルくらいの距離なのであれば断然1000BASE-Tを選ぶべきです。理由は
・1000BASE-SXはネットワーク機器が高い (が、最近はそうでもないのかな?)
・1000BASE-SXはトランシーバー(SPF/GBIC)が高い
・1000BASE-SXは光ケーブルが高い
・1000BASE-SXは光ケーブルが折れやすく、取り扱いが不便
このようなことを考えると1000BASE-SXを積極的に選ぶ理由が見当たりません。「1000BASE-Tはノイズが乗りやすいのでは?」などと感覚的に思ってしまうところですが、そもそも1Gbps近くに達するような超高負荷な状態ではノイズ云々で悩んでいる場合でなく、緊急で機器増設が必要となる状況かと思います。
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