リモートKVMスイッチの選び方
今日はリモートKVMスイッチについてです。
データセンターに設置してあるサーバでOSにネットワーク接続できない場合どうするか。例えばIP設定ミスでネットワーク接続が切れてしまったり、OSインストール中にホスト名入力等のちょっとした設定をリモートで行いたいなどといったことがあります。
大きく分けて3つの対応方法がありそうです。
(1) データセンターのリモートハンドサービスを使う(データセンターに常駐している人に電話やメールをして、簡単な対応をお願いできるサービス)
(2) DELLのidracやHPのiLOなどのリモートコンソール機能を使う
(3) リモートKVMスイッチを使う
今回はリモートKVMスイッチについて考えてみたいと思います。
(3) リモートKVMスイッチを使う
今回はリモートKVMスイッチについて考えてみたいと思います。
【リモートKVMスイッチとは】
リモートKVMスイッチとは、その名の 通りKVMスイッチをリモートでアクセスできるようにした装置で、KVM over IPなどとも呼ばれます。製品としては、ネットワークポートがついたKVMスイッチもあれば、KVMスイッチに接続して使う、リモート接続機能だけ提供するタイプのものがあります。
リモートKVMスイッチとは、その名の 通りKVMスイッチをリモートでアクセスできるようにした装置で、KVM over IPなどとも呼ばれます。製品としては、ネットワークポートがついたKVMスイッチもあれば、KVMスイッチに接続して使う、リモート接続機能だけ提供するタイプのものがあります。
【リモートKVMスイッチの選定ポイント】
いろいろなリモートKVMスイッチを使ってきて、おおよそ次のような選定ポイントがありそうです。
・リモート操作するコンピュータのコンソールはWEBブラウザ上で使うか専用ソフトウェア上で使うか。
WEBブラウザのほうが便利なことが多いですが、Java appletやFlashなどを使うタイプのものだと、最近のWEBブラウザではそれらが動かせなくなってきているのでむしろ不便かもしれません。(私はFireFox+IEアドオンで使うことが多いです)
・ずれないマウス。
コンソール上のマウスカーソルと、コンソール内のOSのマウスカーソルが一致しなくていらいらするリモートKVMスイッチが多いです。Windowsが多い環境であればずれないマウス機能は絶対あったほうが良いです。2016年現在では、Raritan社のDominionシリーズが特におすすめです。
・同時接続数
あまり使われないと思って同時接続数1で買ってみたら、意外と同時接続したいというニーズが出たりします。
Comments
こんにちは、KVM装置と電源制御装置はこれから主流の使い方になると思います。
明京電機株式会社の電源制御装置(RPC-4XL)とKVMの組み合わせは多数の実績があります。LANだけでなく、シリアルからも制御できますから、簡単に電源を制御できます。チャンスがあればお試しください。
Posted by: 木村 | April 15, 2005 01:28 PM