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January 31, 2005

ネットワーク機器で昔とまどった用語集

昔ネットワーク機器について何もわからなかった頃、ネットワーク機器のカタログにある用語がちんぷんかんぷんに見えたものです。ということで今回はそれらの用語をわかりやすく噛み砕いてみたいと思います。これだけ知っておけばとりあえずネットワーク機器のカタログを読みこなせるかな?

【ワイヤースピード】
ワイヤー(銅線)上を流れる信号の速度を損なわないくらい高速にパケットのスイッチングやルーティングが行えることを指す用語。例えばネットワーク機器に100Mbps近くの信号がIncomingしたとして、ワイヤースピードのネットワーク機器だと100MbpsのままでOutgoingできます。家庭用の安いスイッチングHUBだと当然ワイヤースピードは出ないのでネットワーク機器がボトルネックになります。

同義語:ノンブロッキング

【スイッチファブリック】
スイッチの内部メモリでフレーム伝送に利用される帯域幅のことです。bps(bit per second)で表します。


【リダンダント】
冗長化のこと。リダンダント電源というとパワーサプライの二重化のことを差します。

【ASIC(Application Specific Integrated Circuit)】
ASICというのは特定の用途のために設計・製造されるLSIのことを言います。ネットワーク機器関連でASICという用語を見たら、特定機能がLSI上に載っている機器なんだな、と思ってください。LSI処理なので当然速いです。「ASIC処理をする」なんて言い方をします。

【レイヤー2、3、4スイッチ】
正確な意味は他で調べてください。超簡単に説明します。レイヤー2,3,4スイッチは、それぞれ「スイッチングHUB」、「ルーティング機能のついたスイッチ」、「ロードバランス機能のついたスイッチ」と覚えておけば大きく外れてないです。違う言い方をするとそれぞれ「MACアドレスを見てスイッチングする機械」、「L2スイッチの機能に加えてIPアドレスを見てルーティングする機械」、「L3スイッチの機能に加えてポート番号まで見てロードバランスする機械」というとまあイメージが湧くでしょうか。ついでに言うとレイヤー7スイッチは「URLまで見てロードバランスする機械」と言えます。

【1000BASE-SXと1000BASE-LXの違い】
正確な意味は他で調べてください。SXは短い距離(最大550m)、LXは長い距離(最大5km)を伝送できます。通常iDC内で使うのはSXです。

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January 26, 2005

カラープリンターのトナーを節約する究極の方法

うちの会社のカラープリンターは特定の色だけ減りが早いです。なんでかな~と思っていて最近理由に気づきました。それは会社のロゴカラーです。

パワーポイントのテンプレートはロゴに合わせて作るので、会社のロゴカラーが特定の色に偏るとパワーポイントの色も偏ります。その結果いつもカラープリンターの特定の色だけがすぐになくなってしまうことになります。

そんなわけでコストが厳しい会社は会社のロゴカラーを変えてみてはいかがでしょうか?!白抜きの黒ぶちというのが一番安上がりかな?

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January 20, 2005

壊れにくいサーバについて考える(メモリ編)

メモリって頑丈そうで結構壊れます。信頼のおけるメーカーのメモリを選ぶことはとても重要です。特にメモリ増設の際は要注意ですね。

サーバ用のメモリはECC(Error Checking and Cirrection)機能、すなわちエラー発生時の自動補正機能がついているのが普通ですからPC用のメモリと比べれば信頼性は高いです。

しかしいくらECC機能がついていたとしても、システム管理者がサーバのログチェックをしていなくてメモリ故障に気づかなかったとしたら宝の持ち腐れです。こまめにログチェックをしてメモリ故障時ECC機能が有効であるうちにメモリ交換をしてしまいましょう。

Solaris等エンタープライズ用途を想定したOSはやはりよくできています。ログを見るだけでそのボードに刺してある何番目のメモリにどのような異常があるか手にとるようにわかります。最近Solarisを触ってないので忘れかけてますが、たしか/var/adm/messagesを見たり、prtdiagコマンドをたたいたりするんでしたよね。あとどなたか覚えていたら教えてください。Solarisでは「psradm -f 2 3」とかやるとCPUをoff-lineに、「psradm -a 2 3」とやるとon-lineにできましたが、これって同様にメモリでもできるんでしょうか。できたらシステム管理的には便利なんですけどね。

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壊れにくいサーバについて考える(ファン編)

サーバやネットワーク機器でファンが壊れるという現象はよく聞きます。うちも何度か被害にあっております。特に中古品はファン故障、多いですね~。多分こまめに掃除をしてあげればよいんでしょうね。

SNMP等で温度の測定ができるようにしておくとファン故障がすぐに検知できてよいですよ。でもそこまできちんと測定しているところって特にITベンチャーではあまり聞いたことがないですけど。

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壊れにくいサーバについて考える(パワーサプライ編)

「パワーサプライはよく壊れるんですよね~」。そんなことを某サーバメーカーの営業さんに話したところ、日本製のパワーサプライは壊れにくいとのこと。壊れやすいというのは海外製の品質の悪いパーツを使っているからなんでしょう、とのことでした。

そういえば数年前パワーサプライがよく壊れると悪評高かった某究極ネットワークスイッチベンダー、さすがに懲りたのか現在は日本製の品質のよいパーツに変えて現在はあまり壊れなくなったとのこと。

そもそもあれなんですよね。日本って100Vじゃないですか。海外は200Vのところが多いので、200Vの国で作られたパーツが100Vの環境できちんと長い期間動作するかきちんと検証してなかったんでしょうね。このあたりの裏話に詳しい方のコメントを期待したいです!

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January 16, 2005

壊れにくいサーバについて考える(HDD編)

※多くの方から「HDD障害を防ぐには冷却が重要」との意見を頂戴しましたのでその件追加しました(2005.1.19)

幸いなことにうちの会社ではこれまでサーバ故障に見舞われたことがほとんどないのですが、他の会社に勤める技術者の方々と話すと結構サーバ故障が頻発して困っていると聞くことが多いです。まずはサーバの中で壊れやすい部分はどこかを知っておくことは必須です。一般的には次の順番で壊れやすいと言われます。

 第1位:HDD
 第2位:パワーサプライ
 第3位:ファン
 第4位:メモリ

この4要素全てで品質が良いサーバを選べば壊れにくいサーバであると言えます。そこで今回はその中でも壊れやすいと言われるHDDについて考えてみたいと思います。

【HDDについて知る】
ハードディスクにはATAとSCSIがあるのはご存知だと思います。ATA HDDよりSCSI HDDの方が価格が高いので壊れにくいのでは、と通常思われているわけですが、これは半分その通りですが、その程度の認識だけだと不十分です。

メーカーによりますが通常どのメーカーでもサーバ用と一般用の2ラインの製品を持っています。サーバ用と一般用では品質にかなり大きな差があり、それに伴いMTBF(mean time between failure・・・壊れるまでの時間)も桁違いに変わってきます。よって一般用HDDを使っているようなサーバがもしあったとしたらそれはサーバ用途としては論外ということになります。

次にSCSI HDDとATA HDDについてですがMTBF的に見るとSCSI HDDのほうがATA HDDより長いことが普通です。何故そんな結果になるのかビジネス的な視点で考えれば明確です。SCSI HDDとATA HDDは構造的には似通っているのでATA HDDでもSCSI HDD並みのMTBFにすることはメーカー的に可能なはずですが、SCSI HDDの方が高く売れ、かつミッションクリティカルな環境でATA HDDを使うような顧客はほとんどいないはずなので、必然的にメーカーは「安価だが壊れやすいATA HDD」と「高価だが壊れにくいSCSI」というラインナップを打ち出してくるわけです。

またどこの国のメーカーの製品かということも意外と重要になってきます。アメリカ人的な発想では壊れれば交換すればよいという発想でMTBF的には多少劣るが安い製品を出そうとするのに対して、日本人的な発想では良いものであれば高くても売れるという発想でMTBF的には優れているが高い製品を出そうとします。

ということでまとめるともし壊れにくいHDDを選ぶのだとしたらサーバ用に作られた日本製のSCSI HDDがベスト、逆に壊れやすくてもよいから安いHDDを選ぶとしたら一般用に作られた外国製のATA HDDを選択するのがよいということになります。

※余談1:僕が他の会社の技術者仲間から「うちのサーバは壊れやすい」と聞く場合、確認してみるとほぼ例外なくATA HDDを使っています。うちはSCSI HDDしか使わないためかHDD故障でシステムが止まったことはほとんどなかったです。

※余談2:HDD故障で一番多いのは初期不良ですので、安定したHDDを使いたいと考えるのであればサーバを購入したらいきなり使わないで品質テストとして1週間くらいHDDを回してみることをお勧めします。ちなみにこのような品質テストをお客様に納品する全HDDで実施しているという良心的なサーバメーカーを僕は1社知っています。もしこのメーカーについてご興味があるかたはメールで問い合わせいただければお教えします(宣伝になっちゃうのでここに書くのは控えました)。

※余談3:HDD故障を引き起こす原因で最も多いのは熱だそうです。うちはデータセンターを使っていて熱は特に気をつけていたため、熱が原因の障害というのはこれまで発生したことがありませんでした。よってHDDが熱に弱いということは全く知りませんでした。ストレージに非常にお詳しいD社のSさん、ひょっとしてこれって常識でした?

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January 13, 2005

パーツを管理しよう

記事を移転しました。

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January 10, 2005

久々に社内サーバルームをメンテしてみて

部署が変わり再び社内サーバルームも管理するようになったため、久々に社内サーバルームをメンテしてみましたが、問題続出です。そこで今回は(以前ご紹介した内容がたくさん含まれますが)どういうところで問題が発生するかを記してみたいと思います。

【auto-negotiationと100MFull問題】
サーバとネットワーク機器の設定を調べたらAuto-negotiationと100MFullが混在してぐちゃぐちゃな状態でCRCエラーがいたるところでみつかりました。このような状態の場合ネットワーク転送速度の低下が体感できるほど遅くなりますのでかならずきちんと設定しましょう。理想を言えば全てのサーバ&ネットワーク機器で100MFull固定にしたほうがよいのですが、社内サーバルームの場合はOS入れ替えが多いのでauto-negoにしてしまいました。(ただし以前書きましたが、auto-negotiationにするとExtreme社やAllied-telesis社のスイッチでよく100MHalfになってしまう等の誤認識が多くみられました。よってauto-negoにする場合は事後のチェックは必須です)

【電源容量問題】
1ラック42Uのサーバラックを使っていますが、1ラックあたりの電源容量は40Aしかありません。1サーバ2A程度使うとするとサーバ20台しか取り付けられない計算になります(実際はうちの環境では24台くらいまでは大丈夫でしたけれども)。この法則をすっかり忘れていてブレーカーdownをやってしまいました。本当に要注意です。

【スイッチのポート数問題】
なんとかサーバをラックに取り付けたとしてもスイッチのポート数が足りないことが後々判明して泣く泣くサーバを別のラックに移動させたことがあります。

【発熱問題】
サーバルーム内の空調を22度にしているんですが、ネットワーク機器にtelnetで接続してステータスを確認すると37度まで上昇していたなんてことも。空調だけではなく空気循環も重要ってことですね。このときは扇風機を購入して空気循環を発生させるようにしました。

【チリ・ほこり問題】
空気循環を発生させると今度はチリ・ほこり問題が気になりだしました。こんなときは迷わず空気清浄機がおすすめです。

今回記した内容は、言われてみればみんな当たり前のことなんですけど、なかなか難しいんですよねえ。

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January 01, 2005

IP電話の弱点

IP電話の全社的な導入を検討しましたが、今回は見送りました。理由はIP電話にいくつかの致命的な弱点があることがわかったからです。というわけで今回はIP電話について述べてみます。

【IP電話の弱点】
①停電時に電話が使えなくなってしまう。(致命的)
②IP電話機ではコンセントからの給電が必要なのでコンセントが多く必要。(注:もしくは給電機能付きGatewayっていうものもあるんですね。でもちょっと高いですね。2005.1.11)
③通常電話は総務部門管理だが、IP電話にしてしまうと情報システム部門管理になってしまう。


【IP電話の利点】
ついでにIP電話の利点も書いてみることにしましょう。
①席替えや増席時の対応が楽。(ビジネスフォンの場合、増席の場合PBXにボード追加が必要だったりとても面倒なんですよね~)
②多拠点間の内線構築が比較的簡単でかつ安価。
③電話代が安い。

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