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February 22, 2005

【日記】 悪夢の数日間を振り返る

この数日間は悪夢だった。

ファイルサーバクラッシュ。

バックアップは不完全。

重要なデータに限って、全部飛んだとの悲痛な報告が多数寄せられる。

・・・あまりのショックに声がでない。

どう見てもRAID5構成のクラッシュなのでデータ復旧なんてできるわけないとわかっていながら、わらにもすがる思いでユーザサポートに電話。

サポート電話に出ていただいた方からは、いろいろな操作を教えてくださいながらも多分復旧は無理という雰囲気が伝わって重い空気が流れる。

次の日。朝礼時社内向けにアナウンス。反応はない。前日皆十分ショックを受けているので改めて反応するまでもないとのことか。申し訳なさで胸が一杯になる。

夕方、サポートの方から一本の電話が入る。「製造元の人がリモートで見てくれるそうです」。おお、そんなことができるのか。ちょっと期待。が、多分だめだろうとも思う。とりあえず明日とのことなので明日まで待つ。

次の日の昼頃サポートの方からまた電話が入る。「製造元より連絡がきたのでメールの内容で対応してほしい」とのこと。どうやらグローバルIPを振ってFireWallを通るようにすれば対応してくれるらしい。ちょっと心が躍り、すぐさま対応。

その後すぐに再度電話がある。「製造元の準備ができたらしいのでいつ始めます?」。え、そんなに早いの?すぐにでも対応してもらいたかったのですぐ対応いただけるようにお願いした。

数時間後、また電話が入る。「対応が終わったらしいので見てもらえます?」。え、対応が終わった?うそ、だましてない? と思いつつ見てみると、

うおーーーーデータが見えるようになっている~~~~~。感動。(号泣)

サポートの方、大変親切親身にご対応いただいて本当に感謝しています。ファイルサーバは本当に重要なので皆さん大切に考えましょう。

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February 17, 2005

信頼性の高いファイルサーバについて考える

最近当社で使っていたNASファイルサーバのHDDに不良セクターやI/Oエラーがたくさんみつかりました。幸いRAID5+HotSPARE&HotSwap対応のNASだったので今のところデータが飛ぶという事態までには至っていないので助かってますが、最悪の事態を想定して現在その対応にてんやわんやな状態です。そこで今回はよい機会なので信頼性の高いファイルサーバについて考えてみましょう。

【ATA HDDを使ってはいけない】
最近のATA HDDは昔とくらべてずいぶん信頼性が上がったと聞きますが、それでもファイルサーバ用途には耐久性的に全然駄目です。どんなに高価でもファイルサーバ用に使うHDDにはMTBF(平均故障間隔)の長いSCSIやFCを使うべきです。

【普通のPCを使ってはいけない】
普通のPCにWindowsを入れてファイルサーバとして使っているところも多いと思います。しかし普通のPCといわゆるサーバ機は設計ポリシーや品質基準が大きく異なるので絶対にファイルサーバにはサーバ機を使うべきです。

【RAIDについて考える】
ファイルサーバに置かれるデータは基本的にかなり重要であると考えたほうがよいです。そう考えるとRAID構成はとても重要です。RAID5だと不十分です。最低RAID5+HotSPARE、理想的にはRAID1+HotSPAREにしたほうがよいです。また、もしRAID5構成を選択するのであれば障害発生時のダメージを軽減するために少な目の本数のRAID5構成を組むほうがよいです。例えばHDDが9本あったとしたら9本でRAID5構成にするのではなく、3本のRAID5構成x3という感じにしたほうがよいです。

【ファイルサーバを冗長化する】
ファイルサーバが止まってしまうと他部署の業務に支障が出ます。そう考えるとファイルサーバは冗長化しておいたほうがよさそうです。常にデータがsyncできるようなNAS機器がおすすめです。

【バックアップを考える】
これだけの対応をしてもバックアップを考えることは重要です。テープでもいいですし、安価なNASでもよいです。もし可能であれば災害対策のために遠隔地にバックアップ装置を置ければ理想的です。

※ほんとうにここまでの対策をしなければならないの?と思いますよね。はい、したほうがよいです。ちなみにうちはここまでできてません。でも今回の障害をよい機会に、できる限り理想に近づける努力をしてみようかなと思うようになりました。データが飛んでしまうことを想像したら怖くて夜も眠れません。(寝るけど)

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February 15, 2005

リーダーの引き際

一般社員であれば、周りからの圧力等で自ら意図せずとも引き際(栄転、クビ、倒産等諸々)が自然に訪れますが、リーダーの場合は引き際を自分で決めなければなりません。というわけで今日はリーダーの引き際について考えてみたいと思います。

【リーダーの引き際】
リーダーの引き際としては以下の条件などがありそうです。

 ①大きなプロジェクトを成功させたとき
 ②新しい上司が自分の価値観や方向性が異なるとき
 ③自分よりリーダーとして優れた人が入社したとき
 ④周りから信頼されなくなったとき

え~、と思いますか?理由を説明します。

①の場合、そのまま組織に居座ると当の本人は居心地がよいのですが、部下にとってみれば上司が偉大になりすぎてしまうという危険性があります。こんなときは違う部署に移って新しい目標を探すのがよいでしょう。

②の場合、誤解しないでいただきたいのは上司と反発するという意味ではありません。組織というのはリーダーが作るものです。自分の上司、すなわち自分自身が所属している組織のリーダーがこれから新しい組織を作ろうとしたときに、そのリーダーのやり方に我慢したり反発したりといった負のエネルギーを使うくらいだったら、新しい上司が思う存分活躍できるように自ら引くというのがよいでしょう。

③の場合、自分より器の大きい新しい人がリーダーになったほうが組織としての器も大きくなります。

④の場合、これは言うまでもないですね。


【リーダーの引き際を考える上で重要なこと】
他ではなかなか教えてくれないとっても重要なことを書きます。リーダーの引き際を考える上で重要なことは、リーダーであり続けることのメリットを引く/引かないの判断基準にしないということです。判断基準とすべきは誰がリーダーになれば組織の器が最も大きくなるかということです。そのことを客観的に考えて、自分がリーダーになったほうが組織の器が大きくなると思えばリーダーで居続ければよいし、そうでないのであれば自ら引くべきでしょう。

リーダーでなくなったら収入が減るのではないかと心配ですか?人間が小さい人は減収も増収もたかが知れてます。

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February 11, 2005

リーダーになるためには

これまでの一連の記事の中で、一流のシステム管理者になるためには技術力だけでなく人間の器も大きくしなければいけなく、そのためには器の大きい上司の下で働くこと及びリーダー経験をすることが必須だと主張してきました。

ところで、リーダー経験をするとは言っても具体的にどうすればリーダーになれるのでしょう。リーダーに任命されるためには組織から自分自身がリーダーであると認めてもらわなければなりません。そこで今日はどうしたらリーダーになれるかを考えてみたいと思います。

【ベンチャー企業の場合】
ベンチャー企業の場合、普通の中小企業と比べて優秀な人が多いと言われます。しかし組織が急成長するので慢性的にリーダー不足なことが多いです。そう考えるとリーダー経験できる可能性はベンチャー企業では極めて高いといえそうです。ベンチャー企業に必要なリーダーの条件としては以下のことになるでしょう。

 ① 明確な得意分野があること
 ② ①を裏付ける職務履歴や実績があること。もしくは「彼/彼女ならできる」と周りから思われること。
 ③ リーダーとして挑戦する気持ちがあること。

これらの条件があればリーダー職を志願すればおそらくそれが簡単に認められます。空きポストがなくても部署の新設という形で対応できるのがベンチャー企業の大きな特徴です。

【大企業の場合】
私は大企業で働いた経験があるのですが、当時を振り返ってみると、この会社でリーダーになるのは難しいなと率直に感じました。理由はいくつかあります。年功序列の世界であること、大企業は優秀な人が多いためライバルが多いこと、そしてプロジェクト規模がどれも大きいため若造がリーダーを務められるほど甘い世界ではないということです。よって大企業勤務者がリーダー経験をしようとすれば10年スパンで頑張るか、もしくは小さい会社に転職するしかないです。

【伝統ある中小企業の場合】
大企業と同じく年功序列の世界である場合は多いと思います。しかし伝統ある中小企業では優秀な人が少ないとよく聞きます。ということは、硬直化した価値観に一石を投じるような企画を経営陣に持ち込み、自らリーダーとして指揮したいと発言すれば意外と簡単にリーダー経験ができそうです。ただし激しい抵抗勢力だったり周り人達の無関心は当然予想されます。しかし考えようによってはその困難さを乗り越えることができればものすごいキャリアアップにつながるとも言えます。

【重要なこと】
最も重要なことがあります。それは当たり前のことですが周りから信頼されるということです。リーダーになるとありとあらゆる矛盾に対面(例えば理想通りやりたいところだけど予算がないとか、部下に残業をお願いしないといけない場面だけど部下は残業を望んでいないとか)しますが、その中でベストな選択をしなければならないというシチュエーションばっかりです。そんな厳しい職務に周りから信頼されていない人が務まるわけがありません。

具体的な例をいくつか挙げます。

まず、やたら大風呂敷を広げる人は信頼を落とします。自分の経験や状況判断から生まれた勘で大きな行動を起こそうとするのであればいいですが、何の根拠もなく思いつきだけで大きな行動を起こそうとする人も信頼を失います。大きな意思決定と実行はリスク&リターンのバランスが重要で、そのバランス感覚を一番持っていなければならないのがリーダーなわけですから。

次に文句は周りからの信頼を落とします。文句があるということは何か問題があるということです。問題には必ず解決方法があります。リーダーになろうという人が行うべきことは解決方法を提案することであって文句を言うことではありません。問題点を解決するのがリーダーなわけですから。

自分の得意分野からの視点でしか発言しない人も信頼されません。部分最適も重要ですが、組織は全体最適でも動いています。このあたりのことをよく理解してないと組織内で煙たがられます。全体最適があって、部分最適があるわけですから。

そして約束と時間にルーズなのは最も一番信頼されません。お願いされていた仕事を忘れていたり期日通り仕上げないといったこともそうですし、遅刻が多いのもそうです。


以上、いろいろ好き勝手書いてみましたがいかがでしょうか。リーダーというのは、なるのもやるのも思ったより結構大変です。が、それでも私がリーダー経験を持つことをお勧めするのは、自身のキャリアアップや周りからの評価が上がるという点ももちろんあるのですが、それ以上に重要なのはやはり面白いからなんですね。与えられた権限を生かして仕事や組織を生かすのも殺すのも全て自分の責任。自分の能力のなさを嘆くことはあっても理不尽な外的ストレスで悩むことはないです(いや、ないことはないけど)。そんなわけでリーダー経験のない方はまずはリーダーになるということを一つの目標にしてみてはいかがでしょうか。

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February 10, 2005

リーダーにとって一番大変な仕事とは

いつの間にかリーダー編になってますが、予定通りです(なんのこっちゃ)。そんなわけで、今回はリーダーにとって一番大変な仕事は何かを考えてみたいと思います。

一番大変なことは意思決定だと思います。リーダーの一言はとても大きいです。その一言を言うためにはかなりの勇気がいります。が、意思決定は人を成長させます。たった一言を言うためにはたくさん悩み、苦しみ、たくさん調べ、そしていろいろな人に相談をしなければなりません。このプロセスを経験したことがあるかないかで自分の実力も周りからの評価も大きく変わります。私がこのblogでしつこいくらいリーダーになることをお勧めしている理由はここにあります。ぜひリーダー経験がまだ一度もない方はリーダー経験をしてみてください。

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【トラバ】好きなことを広げる

http://d.hatena.ne.jp/hoso-kawa/20050210#1107973786を元にm_pixyさんがhttp://d.hatena.ne.jp/m_pixy/20050210#1108001740の記事を書かれています。すごく共感。

> 「自分が知っている範囲の事が大好き」。なるほど。

> 「努力しないレベルで満足できる事」。なるほど。

この辺り本当によくわかります。常日頃より自分自身の興味範囲を広げる努力をしていないと井の中の蛙になってしまいます。

昔僕はある人から乱読(ジャンルを問わず様々な本を読むこと)を勧められ実践しました。興味がなかった分野であっても本を読むと不思議とそのジャンルに興味を持ち出したりするものです。この習慣があって、昔は単なるエンジニアだったのが最近では財務・法務・企業経営・経済等今の仕事につながる方向に興味が広がっていったという経緯があります。

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リーダーは仕事を選べない

前回の投稿の続編です。前回は「組織や上司に不満があるなら自分がリーダーになって理想的な環境を作ってみる」ことを提案しました。今回はリーダーという仕事の大変さを記してみたいと思います。

最も重要なことはリーダーは仕事を選べないということです。一般社員と違ってリーダーは今会社にとって何が必要かという観点で仕事内容が決まります。その部署がリーダーが何もしなくても自然と利益を生み出しているような組織なら楽ですが、逆に例えば利益を生むまでのハードルがものすごく高い組織のリーダーになってしまうと経営上の理想像の追求と現場のモチベーション低下の狭間でとても苦しめられることになります。

でも最も価値の高いリーダーは問題が最も多い組織を束ねることのできたリーダーであるとも言えるので、ポジティブ思考を持てる人にとってはそういう組織を束ねるのもなかなか面白いのかもしれません。

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文句を言う前に

組織や上司に不満があり文句を言ってしまうシチュエーションって非常に多いですよね。でも、はっきり言って「不満があるから文句を言う人は人間の器的がかなり小さいです。大したことないです。

「組織や上司に縛られている」と感じる人。ある種正しい考えです。ではそんなときはどうしたら良いか。それは「組織や上司に縛られる」のではなくて、「組織や部下を縛る」立場(=自分自身がリーダー)になってしまえばいいわけです。そのためには今の仕事をむちゃくちゃ頑張って周りに認められて出世するか、もしくは自分で組織を作ってしまうのがよいです。組織というのはリーダーによって作られます。部下である限りはリーダーに従わなければなりません。なぜならそれが部下であるあなたの役割だからです。それが嫌だったら自分自身がリーダーになるしか方法はないです。リーダーになれば自分自身が思うように組織を作ることができます。

ただ冒頭に書いたように不満があるから文句を言う人は人間の器が小さいです。そういう人は概して「自分自身は仕事ができる」と思いながらも、反面「リーダーとなるにはまだ実力不足だ」と感じています。ジレンマですよね。そういう人はどういう行動を取ろうとするか。大抵そのジレンマの矛先を組織や上司にぶつける方向に走ります。

もしそういう人の人間の器を大きくしようとするならば方法は2つです。1つ目は自分自身の実力不足を認め、とにかく目の前の仕事を一生懸命こなして周りの人に認めてもらうまでになる(自己満足では駄目)。2つ目は自分自身の実力を信じてリーダー職に立候補する。これしかないと思います。

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February 08, 2005

negotiation設定変更方法(FreeBSD編)

①ifconfig で現在の状態を確認

# ifconfig
fxp0: flags=8843 mtu 1500
inet 10.0.0.21 netmask 0xffffff00 broadcast 10.0.0.255
inet6 fe80::206:5bff:fe3c:970%fxp0 prefixlen 64 scopeid 0x1
ether 00:06:5b:3c:09:70
media: Ethernet autoselect (none)
status: active
fxp1: flags=8802 mtu 1500
ether 00:06:5b:3c:09:71
media: Ethernet autoselect (none)
status: no carrier

②以下のコマンドで 100M full に設定

# ifconfig fxp0 media 100baseTX mediaopt full-duplex
# ifconfig fxp1 media 100baseTX mediaopt full-duplex

③ifconfig で確認

# ifconfig
fxp0: flags=8843 mtu 1500
inet 10.0.0.21 netmask 0xffffff00 broadcast 10.0.0.255
inet6 fe80::206:5bff:fe3c:970%fxp0 prefixlen 64 scopeid 0x1
ether 00:06:5b:3c:09:70
media: Ethernet 100baseTX
status: active
fxp1: flags=8802 mtu 1500
ether 00:06:5b:3c:09:71
media: Ethernet 100baseTX
status: no carrier

④/etc/start_if.fxp0 を作成
ifconfig fxp0 media 100baseTX mediaopt full-duplex
ifconfig fxp1 media 100baseTX mediaopt full-duplex

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negotiation設定変更方法(Solaris編)

やりかたをよく忘れるのでφ(..)メモメモ。

①etc/system に以下の様に設定を行う。

set hme:hme_adv_100fdx_cap=1
set hme:hme_adv_100hdx_cap=0
set hme:hme_adv_10hdx_cap=0
set hme:hme_adv_10fdx_cap=0
set hme:hme_adv_autoneg_cap=0

※hme以外の qfe, eri, hmeについても、上記の設定方法は共通。パラメタの指定で、hme とあるところを、それぞれ、qfe, eri, hme に置き換えることで設定を行うことが可能。

※ただしdmfeの場合は/etc/systemに書く方法は使えない。

②リブート

③どうしてもリブートできない場合は、上記の記述に加えて、下記のコマンドを実行

# ndd -set /dev/hme0 adv_100fdx_cap 1
# ndd -set /dev/hme0 adv_100hdx_cap 0
# ndd -set /dev/hme0 adv_10hdx_cap 0
# ndd -set /dev/hme0 adv_10fdx_cap 0
# ndd -set /dev/hme0 adv_autoneg_cap 0


■確認方法
# ndd /dev/dmfe0 adv_autoneg_cap

のようにして、無効であれば0が、有効であれば1になります。

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February 04, 2005

技術者交流会でも開催してみようかと

技術者交流会でも開催してみようかと思ってみました。そこで簡単にアンケートを取ってみます。

クリックしてみてください。アンケートページに飛びます飛びます。

技術者交流会を開催するとしたら参加しますか?

(やるとしたら場所は東京渋谷近辺。金曜日20:00頃~)

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【トラバ】 仕事の報酬は仕事

サイバーエージェント藤田社長のblogでいいことがかかれていました。

仕事の報酬は仕事。一流になりたければ、もしくは大きい仕事をしたければ、目の前にある仕事をがむしゃらに頑張りチャンスをつかめってことですね。最近の僕のblogでの主張と通じる記事でした。

http://shibuya.ameblo.jp/entry-dddcc52c9c3c67ad674c897b2d873c35.html#tbox

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February 02, 2005

仕事の引継ぎについて

部署異動の打診があっても仕事の引継ぎがうまくできる自信がなくて悩んでしまうということってないですか?今回はそんな話題です。

【仕事の引継ぎって本当に難しい?】
答えはNoです。この答えには自信があります。現在の会社(ITベンチャー企業)でも前の会社(超大企業)でも仕事の引継ぎの場面を数多く見てきましたが、引継ぎの後、当人が心配するほど大きな問題って発生しないものです。

【仕事の引継ぎってどうやればよい?】
極端な話し、システム管理系の引継ぎだったらIPアドレスリストとID/PASSWORDと簡単なシステム構成図だけあればあとは何とかなります。BtoBであればそれに加えて顧客先の担当者の名前と電話番号くらいあれば何とかなります。

【ドキュメントをいっぱい作る必要ってないの?】
私がこれまで見てきたり自身の経験の中では、一所懸命ドキュメントを作っても後任者にほとんど活用されません。そう考えるとドキュメントを作るために旧部署に留まるよりは、さっさと新部署に異動してそちらで新しい環境を把握するということのほうが自分にとっても組織にとってもよっぽど有益な気がします。もしどうしても前任者でないとわからないことがあれば同じ社内だったら呼んで来ればいいわけだし、違う会社に言ってしまったとしても電話すればいいだけです。

PS: 実は前の会社から今の会社に転職してくるにあたって、仕事の引継ぎがうまくいったか大いに心配したものですが、結果的に転職後1本も電話がかかってきませんでした。これは仕事の引継ぎがうまくいったと考えるべきか、それとも単に嫌われているだけ???えーん。

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February 01, 2005

よい会社の選び方

皆さんは会社を選ぶときどのような基準で選ばれてますでしょうか。またその選び方は正しいという確信はありますでしょうか。そこで今日は私の思う会社の選び方を記してみたいと思います。

【一般的な会社選択基準の盲点】
一般的に会社を選択する上で基準として挙げられていること"だけ"で会社を選ぶことの盲点を記してみます。(ちょっとヒネくれた見方をしている点はご容赦ください)

 ■給料がよい・・・自分の時間を切り売りしているだけの生活に思えて寂しくなります。

 ■高い役職が与えられる・・・どんな人が部下になるかわからないのに、役職だけで決めてよいのでしょうか?

 ■自分のやりたいことができる・・・会社は変化し続けます。やりたいことができなくなったらどうするのでしょう。(よくあるのは管理職に昇進して技術いじりができなくなるとか)

 ■知名度のある会社である・・・見栄で会社を選ぶことは自ら保守的と化し、自身の成長を妨げます。

 ■残業・転勤がない・・・プライベートを大切にする人生を望むなら良いのですが、お金は望めないことを覚悟しましょう。

 ■友達が勤めている・・・もはや生徒/学生ではないわけですし。社会人としての自覚が全く感じられない考え方です。


【会社を選ぶ上で一番大切なこと】
会社を選ぶ上で一番大切なことは、自分自身の人生をどうしていきたいのかということだと思います。これまで数多く採用面接をしたりプライベートで多くの人と話しをしてきましたが、ほとんどの人は「この人は自分自身のことをしっかり分かっていて自分の価値観をしっかり持っていると自分で思い込んでいるようだけど、結局は世間や会社におんぶだっこだな」と感じます。どういうことかわかりますか?

例えば「自分は10年後にはシステム管理を極めていたい。そのために現在自分がやっている仕事よりも大きなことのできるこの会社を志願しました。」という人がいたとします(面接の中でこういう話し方をする人は非常に多い)。この人をあなたはどう評価しますか。私が思うに、この人は、①将来像が曖昧すぎて現実性がない、②自分自身の武器・特技を一切明らかにしていない、③自分がやりたいことを一方的に述べるだけで、自分自身がその会社に入ると会社にとって何がいいのかさっぱり述べられていない、と感じます。

私だったら例えばこう答えると思います。「自分は10年後にシステム管理を極めていたいです。これまでサーバ、ネットワーク、ストレージ、DBを一通り経験してきましたので、今後は上場企業でCTO/CIOレベルの活躍ができるくらいになりたいと思っています。そのためにノンストップシステムの実現や大規模システム運用といったこれまでの会社では経験できなかった上級のシステム管理を経験してみたいと思いこの会社を志願しました。」といった感じに。ここでのポイントは、①将来自分がどうなっていたいのか具体的なイメージが明確であること、②自分の武器(経験や実績)とその会社でどんな役に立てそうかが明確であること、③その会社の志願理由が明確であることの3つになります。このあたりが明快だと自分が受けようとする会社が本当に自分が入りたいと思う会社なのか自分自身でもよくわかると思います。


【実は一番大切なこと】
でも私に今後転職の機会があったら会社を選ぶ際には「その会社のリーダーは人間としての器が大きいか」しか気にしないと思います。この条件に合う会社であれば別にIT企業でなくてもよいと思っています。

組織というのはリーダーが変わればがらっと変わります。企業文化も企業規模も待遇も何もかもリーダーの人間としての器の大きさがストレートに反映されます。組織だけでなく自分自身の考え方もリーダーが大きい人だと自然と大きくなります。給料、役職、自分のやりたいこと、会社の知名度等々もろもろのことが小さく思えてきます(が、そういったものは後から自然と付いてくるんですけどね)。そんなわけで会社を選ぶ機会があったら是非会社のリーダーを見てみてください。転職だけでなく株式投資や結婚相手を選ぶときなんかも同じです。

な~んて、今日は重い話しを書いてしまいました。

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