パレートの法則を用いたマネジメント
パレートの法則、別名80:20の法則を用いたマネジメントはとても強力です。やろうと思っていた仕事のうち重要度の高い上位20%さえ達成すれば全体の80%が達成されるということになります。この法則はシステム管理にしても開発にしても、もしくは営業や間接部門の仕事においても概ね当てはまると思います。
【パレートの法則をどのように活用するか】
まずはやるべき仕事を全部リストアップしていきます。次に仕事毎に重要度をつけていきます。そうしたら重要度順にソートし、上位20%をやるべき仕事として残し、あとは捨ててしまうもしくは時間が余ったら行うようにしておきます。あとは選別した仕事をこなすだけです。仕事量が1/5になるので余裕を持って仕事ができるはずです。
【私のパレートの法則活用事例】
というわけで私もこのパレートの法則を徹底活用しています。どのように活用しているか。
まず自分の仕事の場合、前日にToDoリストを整理し翌日やる仕事上位20%を決めてしまい、翌日はその仕事をひたすらこなすだけです。最近では決めた仕事を午前中に全て終えてしまうことも多いです。
次に部下の仕事マネージメントの場合。まず定期的な会合を持ちます。そこでは部下のやりたいことをヒアリングし優先順位をつけ、優先順位の高い上位20%の仕事に対してだけスケジュール設定します(残り80%の仕事については次回会合のときまで取っておきます)。こうしておくと普段はたまに部下の仕事の進捗状況をチェックする程度でプロジェクトはほぼ問題なく達成されます。
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