完璧主義の人は人間関係が完璧でないの法則
完璧主義の人は完璧な仕事をします。しかし概して完璧主義の人は人間関係が完璧でないことが多いです。今回はそのあたりを考えてみたいと思います。
【完璧主義者の性質】
完璧主義の人は完璧な仕事をします。システム開発なんかでは基本機能はもちろんのこと例外処理の実装やドキュメントも完璧です。細かいところまで気になって気になって仕方がないタイプと言えるでしょう。
【完璧主義者の欠点】
言うまでもないですが、完璧主義者は些細なことまで気が付きます。この性質は自分だけで完結する仕事であれば問題ないのですが、他者がからむ案件、例えば仕事を頼まれるだとか部下の仕事を評価するとかいったときに問題が発生します。仕事を頼まれる場合は完璧な頼まれ方を要求し、部下の仕事を評価するときは納得するレベルが異常に高いといった感じです。
【理想的な姿】
何事もほどほどが一番です。先日パレートの法則をご紹介しましたが、全仕事のうち本質的なことはせいぜい20%程度なので、他人の仕事がそのレベルをクリアしていればよしとすることが良いと思います。あまり些細なことまで他人の仕事に口を出すと人間関係が壊れていきます。
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Comments
プログラマの分類なんていうのがあります。
http://cto.tafc.co.jp/archives/2005/03/post_32.html
完璧主義っていうことでいえば、いわゆる「オタクプログラマー」が該当しそうですね。プログラマーとしては貴重な存在かもしれません。
Posted by: わくたま | August 17, 2005 at 05:35 PM