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November 12, 2005

iDC移転を検討するということ

iDC(データセンター)移転はものすごく大変です。特にサービスを稼動させながら移転させるなんてことは、普通に考えただけでもかなりしんどい作業です。そんなiDC移転を数回経験した経験から、それでもiDC移転を検討することの重要性を今回は述べてみたいと思います。

 

【iDC移転はどんなとき検討されるか】
いろいろあります。単純に思いつく限りだと、
  • iDCのキャパシティが小さくサーバ増強に限界が見えた
  • 費用対効果を計算し、移転費用を考えても他者に乗り換えたほうが安い
  • セキュリティや耐障害性向上を考えたとき利用中のiDCだと限界がある
  • 会社合併によりiDCも統合の決定が下った
などでしょうか。

 

【なぜiDC移転を検討することが重要なのか】
今利用し続けているiDCにたとえ満足していたとしても常にiDC移転を検討することは重要です。それはiDC間で競争が起こっているからです。いろいろなiDCをずっと見てきていますが、iDCの機能やサービスの進化や価格下落は想像以上のものがあります。iDC移転を検討しないということは、最初に契約した条件でそのまま契約続くことに他なりません。外を見渡せば、 もっとよい機能やサービスを安価で利用している会社が多数あります。そんな外的環境を検討しない合理的な理由があるでしょうか。

【言ってみるだけなら無料】
とは言えiDC移転はかなりしんどいのであまり考えたくないのはよくわかります。しかしiDC移転を検討するということは必ずしもiDC移転しなければならないということではありません。今利用しているiDCの契約が他のiDCと比べてどうなのか比較することにまずは意味があります。その結果あまりにも最近の価格相場と乖離しているのであれば現在利用しているiDCの値下げ交渉ができますし、機能やサービス的に劣っているのであれば交渉してそれらを追加してもらうことができます。重要なことは、適切な情報を仕入れ、まずは現在利用しているiDCに言ってみることだと思います。言うのは無料です。iDCとしては当然顧客離れは嫌なのである程度柔軟に聞いてもらえるはずです。私自身も現在利用しているiDCには当時いろいろな改善要求を出していたものです。やれセキュリティ強化してくれ、駐車場つくってくれ、入場が不便だ、椅子くれ、等々。
(注記: クラウド登場前に書いた記事の焼き直しなので、現代はクラウドへの移行という選択肢もあります)

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