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January 31, 2006

ライブラリを使いこなしましょう

最近の開発環境は昔と比べてとても豊かになりました。よく使う機能の多くがライブラリ化され、よくあるパターンの実装であれば短期で簡単に行えるようになり時代の進歩を感じます。ところが世の中にはせっかくそのような資産を活用しようとせず、全て1からプログラミングしたがる人もまだまだ多いようです。そこで今回はライブラリを使いこなすことを強く推奨してみたいと思います。

【ライブラリの便利な点】
・しばらくプログラミングから遠ざかっていて最近またプログラミングを始めて驚いたんですが、実装しようと思っていた機能のほとんどがライブラリ化されていて、極端な話し、関数を1つ呼び出すだけで実装が完了してしまうなんてことも不思議ではないくらいです。(メリット1:実装量を減らせる)

・また実装量が減ったことにより開発工数が激減します。(メリット2:開発工数を短縮できる)

・当然実装量が減るとバグ発生量も激減します。(メリット3:バグ発生量が減る)


【ライブラリを使わない人の心理】
そのようなメリットがあるにも関わらず世の中にはライブラリを使いたがらない人もまだまだ多いようです。その人たちの心理はおおよそ次のようなものだと思います。

1. 他人が書いたコードは怖くて使えない。(職人的思考)

2. 正直なところ、テクノロジーの進化についていけない。(時代に取り残されている)


【考察】
正直なところ僕自身も最近時代に取り残されている感じを持っています。例えばperlなんですが、僕がperlを始めた頃はCPANなんて便利なものは多分なかったです。なので未だに「何か開発するときは最初にCPANを探す」という習慣がついてません。が、今後も開発を続けるのであればちょっと遠回りでもライブラリの利用を押さえる習慣をつけていくと実装力は間違いなく向上すると思います。(が、反面職人的なプログラミングテクニックは失われていくんだろうなあ)

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January 30, 2006

開発元に電話で問い合わせられない人達

システム構築にはトラブルが付き物です。トラブルを解決するためは製品の開発元に聞くのが一番早いと言えます。しかし世の中には開発元に問い合わせることを極端に嫌がる人達がいます。そこで今回は開発元に問い合わせられない人達というテーマで行ってみたいと思います。

【自分で調べられるからいいです】
開発元に電話で聞けば5分で解決できることをホームページ上で延々と調べつづけ平気で1~2時間浪費してしまう人がいます。何でかと聞くと「自分で調べられるから」と言います。これってどうなんでしょう。自分で調べられるのと一番早く調べられるは違うと思うんですよね。

【開発元はあてにならないからいいです】
開発元に電話で問い合わせることを指示すると開発元はあてにならないから自分で調べるという人がいます。たしかにたまにとんちんかんな返答をする人がいるのは確かです。でも問い合わせてみたらもしかしたら正しい答えがすぐに得られるかもしれないですよね。ちょっと聞くだけだったらすぐに終わると思うんです。

【結局は対人関係が苦手】
電話すればすぐに解決できることをわざわざホームページ上で探したり、もしくは開発元にメールで問い合わせたりするのは時間もかかるし面倒です。それでもやはり電話をしたがらないというのは、要は対人関係が面倒ということに尽きるのではないかと思います。でも、電話をするというのはビジネスにおける基本中の基本です。その基本スキルがなくてその後どうスキルアップしていくのでしょうか。

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January 20, 2006

サーバ管理台帳の作り方

最近本業でトラブルが多発して全然blogがup出来てませんでした。あまり間が空きすぎるのも何なので、無理やり更新してみます。というわけで。

サーバ管理を行う際にサーバ管理台帳は欠かせませんが、他の人が行っていた環境を引き継いだ場合、満足いくサーバ管理台帳がもらえないことも多いです。そんな場合は自分でサーバ管理台帳をupdateしなければならないわけですが結構手間です。そこで今回はその悪戦苦闘した経験をまとめてKnow-Howとして昇華(そんな大げさなものなのか?)させてみたいと思います。

【まずはサーバの存在を知る】
まずは物理的にマシンが格納されているところ(サーバルーム等)に行き、マシンをリストアップします。

次にクラッキングによく使われるポートスキャンツールを使いLAN内のマシンのping疎通と開放ポートチェックします。ping疎通確認ではマシンの存在が確認できます。また開放ポートチェックではOSの種類がおおよそ予想できます。(139番ポートが空いているとWindows系、22番ポートが空いているとUNIX系ではないかと)

まずはこれだけやるだけでもサーバ管理台帳がかなり埋まってくると思います。


【ログインしてみる】
次のステップでは実際にサーバにログインしてみます。IDやパスワードがわからなかったらとにかく探すしかないです。ドキュメントを漁ったり、人に聞いたりします。誰が使っているのかがどうしてもわからない場合の最終手段はマシンの電源を落としてしまうことです。重要なサーバであれば必ず利用者から連絡が来ますし、誰も使っていないサーバであれば数ヶ月経っても連絡が来ませんのでマシンを撤去してしまうのもよいかもしれません。

さて、ログインできたらマシン名とIPアドレスをサーバ台帳に記入するわけなのですが、それだけでなくps -efやnetstat -an、サービスやタスクマネージャ等でどんなサービスが上がっているのかを確認したり、/etc/hostsを見て隠されたサーバ情報がないか調べてみるのもよいことだと思います。

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January 11, 2006

海外ソリューションのローカライズで微妙なbug

現在海外ソリューションをローカライズして日本仕様にするプロジェクトのプロマネをしてますが(最近ではシステム管理から離れてばりばりSIやってます)が、現時法人では正常に動くのに日本では動かないというバグがあり、何故かな~と調べてみると、とても微妙なことが問題でした。

例えばjavascriptでこんなコードがあったとします。

if ( date1 <= "05-12-31" ){
  alert("昨年は設定できません。");
  return false;
}

これがどうしても動かないんです。date2に何が入っているかを調べたら、日本語OSの場合は日付が"06/01/11"、韓国語OSの場合は日付が"06-01-11"となっていました。国によってスラッシュかハイフンか違うんですね~。

個人的にこれからは日本のIT企業はもっと海外に出て積極的に外貨を稼がねばならないと思っているのですが、こういう微妙なところからつまづいている限り、国際進出はなかなか時間がかかりそうです。な~んて。

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January 05, 2006

忙しい人

忙しいという言葉は日常的に頻繁に使われますが、使わないほうがよい言葉の一つです。「忙しいという字は心を失うと書く」というのはまさにその通りだと思います。ところで、忙しい人というのは2種類いると思っています。どちらの忙しい人もあまり好ましくないですが、今回はそんなテーマでいきたいと思います。

【忙しい人その1:無駄なことを抱えて忙しい人】
いろいろな人のblogを徘徊していると無駄なことばかりしていて忙しい人がよく目に付きます。その前に何が無駄で何が無駄でないのか定義しておきましょう。仕事なり趣味なりで何か成し遂げようとしていて本質的なこと以外の行動が無駄なことです。無駄に忙しい人というのは余計なことにかける時間が長く、かつ困ったことに本人はそれが無駄であるということに気づいていないことが多いと言えます。

例を挙げます。

例1:仕事用に買ったノートPCのセットアップに数日かけてありとあらゆるカスタマイズを施す人。
 →長く使う道具なので徹底的にカスタマイズしたくなる気持ちはわかりますが、数日浪費するということは1年の数%の時間を無駄に浪費したことになります。必要最小限のカスタマイズで何故いけないのでしょう?

例2:報告書の体裁調整に数時間浪費する人。
 →報告書なんて必要な内容が全部含まれていれば十分です。体裁なんてどうでもいいはずです。

例3:何でも整理したがる人。
 →世の中几帳面な人がいて、書類、レシート類、会議議事録等、ありとあらゆる情報等何でもきちっと整理しないと気がすまない人がいます。そういった人のクリアファイルは整然、机の上、ファイルサーバの中身等完璧に整理されています。が、そんなに整理する時間があるなら何故本質的な生産活動にまわさないんでしょうか?(これ本当に危険なんですが、情報整理って仕事した気分になってしまうんですよねえ。でも情報整理って生産活動という視点でみたら成果は0です。このところを強く意識しましょう。)

結論。無駄なことを抱えて忙しい人はまずは何が無駄なのか明確に意識すべし。そして無駄なことを極力行わないように意識し生活習慣を変えるよう努力すべし。無駄なことを抱えて忙しい人は負け組への近道です。


【忙しい人その2:手に負えないほどの仕事が振ってきて忙しい人】
優秀な人には仕事が集まるとよく言われます。優秀なのでどんなに仕事が振ってきても残業や休日出勤を駆使してなんとかこなしてしまうのでますます周りからの評価が上がります。でもちょっと待ってください。どんな人にもキャパシティというものがあります。手に負えないほどの仕事が振ってきて忙しい人は概して自分のキャパシティを理解できていない気がします。例え「他にこの仕事をできる人がいない」としてもキャパシティを超える仕事をこなすのは無茶です。キャパシティを超えそうになったら、どんな手段を取っても仕事を減らすような行動に出ることです。

結論。自分のキャパシティを明確に意識すべし。仕事はこなすだけでなく減らすこともできる。仕事を抱えすぎて自滅するのも負け組への近道です。

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January 03, 2006

【提案】購買における指定価格入札制度導入の提案

以前購買を担当していて常々思っていたのが「価格交渉が面倒くさい」ということです。メーカーにとっても価格交渉は時間がかければかけるほど値切られていくだけだし人件費も浪費していきます。この双方にとって面倒くさいプロセスをなんとかできないかと常々思っていましたが、よい方法を思いついたので記してみたいと思います。

【指定価格入札制度とは何か?】
例えばPCをまとめて50台買うとしましょう。これまでは「こういうスペックのPCを50台買いたいんですけどいくらで売りますか?」という方法だったと思います。それに対して今回提案する指定価格入札制度では「こういうスペックのPCを50台、○○○万円で買いたいんですけどできますか?」とメーカーに問い合わせます。前者はいろいろな駆け引きが伴い面倒くさいのに対して後者は基本的にYesかNoの2択なのでメーカーはすぐに答えられます。もしどのメーカーもNoであるならば価格を上げて再問い合わせを行う。もし複数メーカーがYesであるならば価格を下げて再問い合わせを行うか、各メーカーのサービスや品質部分での比較を行う、とこういう方法です。


【前提条件】
前提条件としては買い手のほうが力関係が上の場合にしかこの方法が使えないことです。例えばそのメーカーにしか存在しない商品だとしたら基本的に選択肢はないので売り手のほうが力関係が上になります。

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優先順位をつけよう

何事でも優先順位をつけることは重要です。この習慣がつくのとつかないのでは時間や空間の利用効率が10倍や100倍も違ってきます。今回はそんなテーマです。

【ToDoの優先順位をつける】
自分がすべきことをリストアップして優先順位をつけて実施する。如何にも時間を効率的に使えそうですよね。これができてないという人はこれを何故やらないのでしょうか。時間を無駄に浪費している人は100%自分自身のToDo管理が出来ていないと断言できます。今すぐにでもToDoリストを作り優先順位をつけて実施するクセをつけましょう。この習慣がつかないと時間を無駄に浪費している割には全然成果が出ないという悪循環に陥り、負け組へ真っ先に転落するのは明白です。

【必要な物の優先順位をつける】
物が捨てられない人がいます。整理ができない人がいます。両者に共通するのは自分にとって重要なものが何なのか自分自身でわかっていないことです。僕は本をやたら買うほうなんですが、すぐに本棚が一杯になるのでよく本を処分します。処分する本を決めるときは合理的に行っています。どうやるか。それは本をずらっと並べて重要度に応じて並べ替えます。そして下位から順に処分していく、とこういう方法をとっています。ルールがシンプルなのであっという間に処分する本が決定します。自分にとって必要なものが明確になっていない人は時が経つにつれ更に物が増え、ますます意思決定に時間がかかるようになります。周りに自分にとって本当に重要なものしか存在しない、という人は本当に仕事がよく出来そうです。

【まとめ】
ToDoにしても物にしても、まずは捨てることから始めるとよいと思います。どうでもいいものを持ちすぎる人は大切なものを無駄に失っていきます。無駄なことをしない、無駄なものを持たないという意識を持つだけでかなり身軽になれるはずですよ。

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