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February 27, 2006

Windows2003 R2の仮想化環境を使いこなすためのコツ

Win2003 R2の売りはいろいろありますが個人的に注目しているのは仮想化環境です。そこで今回は仮想化環境に注目している理由とそれを使いこなすためのコツを述べてみたいと思います。

【R2の仮想化環境とは何?】
・仮想化テクノロジを使用すると単一の物理的なハードウェア システム (サーバーなど) で複数のオペレーティング システム環境 (OS 環境) を実行することができる。
・x86 および x64 ハードウェア プラットフォームでの仮想化テクノロジ。
・追加コストなく4つまでの仮想インスタンスを実行できる

仮想化環境という考え方は大型汎用機やエンタープライズUNIX機の世界では一般的に使われていましたが、ついにWindowsでも一般的に使えるようになったのだということで感慨無量です。


【仮想化環境で注目している点】
仮想化環境ではハードウェア資源の有効活用というのが何よりもメリットが大きいです。例えばグループウェア、メール、DNS、WEBという4つのサーバが必要な会社において、仮想化環境という技術がなければ4種類のサーバを用意するか無理やり1台のサーバに詰め込むということになっていました。しかし前者はハードウェア資源がもったいない、後者は運用管理が難しいというデメリットがあります。

仮想化環境下では、1台のサーバ上にリアルOSをインストールし、その上に仮想の4つのOSインスタンスを立てることになります。4つのインスタンスはそれぞれ完全に独立していますから1つのOS上に無理やり全てのアプリケーションを立てるのと比べて運用管理コストが大幅に軽減することになります。

【仮想化環境を使いこなすためのコツ】
仮想化環境では複数のインスタンスが同時に動くわけですから普通の環境と比べて多くのハードウェア資源を消費することになります。仮想化環境を使いこなすためのコツは、ハードウェア資源の利用状況を押さえておくことに尽きます。

ただこのblogで何度も述べているように、ボトルネックの調べ方をしっかり押さえておかないと意味なくメモリやCPUを増設するハメになりますので、システム管理者としてはボトルネックの見極め方がとても大切になります。下記に過去記事リンクを載せて置きます。最適な投資を心がけましょう。

サーバのボトルネックはどうやって調べるか

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February 21, 2006

ハードディスクの中身をそのまま移行する方法

先日久しぶりにノートPCのHDD入れ換えを行いました。普段であればOSから再インストールしてすっきりさせるところなのですが、今回は業務上必要な設定が満載のノートPCだったのでHDDの中身を丸ごと入れ換える方法を取りました。というわけで今回はハードディスクのイメージをそのまま移行する方法を述べてみたいと思います。

【市販ソフトを使う場合】
作業に入る前にいろいろ調べてみたんですが、こういう場合はNorton Ghostを使うのが定番らしいですね。それ以外にもいろいろな市販ソフトがありそうです。市販ソフトの安心感はなかなか捨てがたいものがあり、よい選択です。


【フリーソフトを使う場合】
が、今回は急いでいたのでフリーソフトを使いました。いろいろ調べたのですが、DrvImagerXPというソフトがなかなか良さそうで、今回はそれを使いました。詳細な使い方は他サイトに譲るとしてここでは割愛させていただきます。

感想としては、パーティション内のデータをそのまま1つもしくは複数のファイルにしそれを別のHDD上で展開するというシンプルさで特に問題もなく簡単にHDD移行ができました。新旧のHDDのパーティションサイズが異なっていても問題なく展開できるのはなかなか便利です。

気づいた点としては、まず展開後CHKDSKをかけないとパーティションが正しく認識されなかったことです。この件マニュアルにしっかり書いてあるのですが英語なので読むのに時間がかかってしまいました。次にイメージの圧縮機能は一度イメージを作ってからgzipをかけるという仕様であまり意味を感じませんでした。すなわち例えば20GBのパーティションをイメージ化しようとしたら少なくとも20GB以上のHDDの空き容量がないといけません(ネットワーク上のファイルサーバを使いました)。最後に作業にはなかなか時間がかかります。まぁこれは仕方がないですね。


http://www.forest.impress.co.jp/article/2002/10/03/drvimagerxp2.html


http://www.softpedia.com/get/System/Back-Up-and-Recovery/DrvImagerXP.shtml


【応用】
以前HDDを丸ごとコピーする方法でご紹介した方法に今回の内容が追加できそうですね。WEBサーバを100台増強とかいった場合、いろいろな方法がありますが、今回の方法は簡単かつ安上がりで、アルバイトの方でも作業できるオペレーションなので結構使えるかもしれません。

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February 17, 2006

@ITに連載を持つことになりました

最近更新が滞っていて申し訳ありません。ところで@ITに連載を持つことになりましたのでご紹介させていただきます。

http://www.atmarkit.co.jp/im/cop/serial/kanrisha/01/01.html

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February 09, 2006

メール系サービスに異常が起きたらまずはDNSまわりを疑え

長い間システム管理をやっていると勘みたいなものがついてきます。今回はそんな勘の中でもメール系サービスのことを書いてみたいと思います。

【メール系サービスのトラブルと言えば】
安定稼動していたメール系サービスで異常が起きた場合、経験上DNSまわりのトラブルであることが非常に多かったです。80%以上?

DNSまわりのトラブルにもいろいろあります。例えば以下のような感じです。

 1.DNSサーバが落ちていた
 2.管理下のDNSサーバは生きていたが、上位DNSが落ちていた。
 3.F/Wルールの変更でDNSへのアクセスができなくなった。
4.MXレコード書き間違い。


【安定稼動していたメール系サービスのDNS以外のトラブル原因】
ついでに安定稼動していたメール系サービスのトラブルで、DNS以外の原因でよくあるものを書いてみます。

・HDD満杯
・やっぱりファイアウォール設定変更ミス
・スパム大量受信によるレスポンス低下

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February 03, 2006

シェアウェアについて思うこと

仕事をする上でフリーソフトやシェアウェアが欠かせない時代となりましたが、個人的にシェアウェア動向について思うことがあります。今回はそんなことを連ねてみたいと思います。

【プログラミングの練習に毛の生えたようなシェアウェア】
世の中にはプログラミングの練習に毛の生えたようなシェアウェアを平気でリリースする人が本当にたくさんいます。「使わなければいいじゃん」と言われてしまえばそれまでなのですが、個人的には「その程度のソフトでお金を集めようとするなんて恥ずかしくないのかなぁ」と思ったりします。プログラミングの練習に毛の生えたような、というと漠然としてますので、ここでは仮に開発工数として1人月もかかってないだろうと思われるソフトとしておきます(無論開発工数の問題にするのは強引ですけど)。その程度のソフトで「開発資金を集めるためにご協力を」と言われてもなぁ。

【価格設定が微妙なシェアウェア】
価格設定が非常に安価なシェアウェアは個人的にちょっと嫌いです。「ちょっとしたプログラムだから100円に設定してみました。」というのは「この程度のプログラムだけど無料で公開するよりは少しでもお金が入ってきたほうがトク」という心理が見え見えです。


【やむを得ない理由がある以外は基本無料でいいんじゃないか】
フリーソフトでもかなり本格的なソフトが溢れているこの時代、本当に開発資金が足りない等、やむを得ない理由がある以外は基本無料でいいんじゃないか、と思います。100円のシェアウェアを100人に使ってもらうよりも、いっそのこと無料にしてもらって10000人に使ってもらうほうがよっぽど価値が高いのではないかと思います。小金を稼ぎたいのであればそこらでちょっとアルバイトをしたほうがよっぽど見入りがよいと思います。

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