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January 19, 2007

技術者は何を目指して勉強しているのか

日々いろいろな技術者の方とお会いしますが、皆さんかなりの確率で「技術を極めたい」と思っていらっしゃるようです。私の場合、技術(語学もかな)は手段の一つだと思っているので必ずしも技術に執着しているわけではないのですが、まぁそれはさておき、今回はそれを踏まえて、技術者は何を目指して勉強しているのか、ということを考えてみたいと思います。

【ケース1:特に何も目指していないが、まあ趣味みたいなもの】
一番多いのはこのケースではないでしょうか。すなわち、技術に触れることが楽しくて仕方がなくて、自然と技術を身につけているパターン。このタイプの方は技術の習得自体が趣味みたいなものなので、特に何か目指しているというわけではなさそうです。もしご自身がこのタイプでしたらいつの間にか技術を極められますので特に心配しなくても大丈夫そうです。

【ケース2:実はこの世界で有名になりたい】
かなり多くのIT技術者が潜在的に持っている願望、それは「この世界で有名になりたい」というものだと思っています。皆さんはいかがですか?今までそんなこと考えたことがないという人でも、よく考えてみたらこの願望をお持ちではないでしょうか。もしご自身がこのタイプでしたら新しい技術の習得をやめ、まずは何をするとこの世界で有名になれるか考え、それを実践しましょう。広く浅くは無意味です。あくまでも狭く深くで勝負すべきです。

【ケース3:技術を極めてお金持ちになりたい】
今後のキャリアパスについて何も考えていない人でも漠然と考えているのは、技術を習得すればするほど収入が上がるはず、さらに技術を極めればお金持ちにもなれるかもしれない、ということです。もしご自身がこの考えでしたら、画期的なアプリケーションを開発するか、ベンチャー企業にスタートアップメンバーとして参加しましょう(無論それに耐えうる技量を身につけることが大前提)。断言しますが、普通の会社員でかつ人並みの技術力程度ならさほど収入の向上が見込めません。会社員の場合、収入は技術力よりもコミュニケーション力に強い相関があるのが普通です。

【まとめ】
何かを達成するためには目標やゴールが必要になります。まずは自分がどのタイプなのか見極め、それに合った目標やゴールを設定すべきだという考えから今回記してみました。特にケース2の場合は人並み外れた努力が必要ですので頑張りましょう。

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Comments

> 広く浅くは無意味です。あくまでも狭く深くで勝負すべきです。

私も長らくそう思ってきたのですが、最近は案外そうでもないのかなぁという気がしています。

昔に比べれば開発環境が整備され開発が容易になりました。技術者の寿命も延びていると言われます。この傾向が進むと、深い細やかな技術力よりも、ゼネラリストとしての発想力のメリットが伸びてくる、と。

まぁどちらにしても、技術を突き詰めても、IT業界の場合は、その知識の価値はデフレ的に落ちていく一方なんですよね。新しい知識の習得を止めてってのは、まさにそうすべきのような気がします。好きでないとやっていけない仕事だと思います。

もっとも、日本には本物のITエンジニアなんて、探すのに努力が必要なくらい少ないので、それ以前の問題という気がしていますが。○○の専門家っていう肩書きの人でも、本物のエンジニアの一要素にすら敵わない現実ってのはあるんだなぁと思っています。

Posted by: わくたま | January 24, 2007 03:55 AM

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