ハードディスクの故障率に関するgoogleの研究結果
ハードディスクの故障率に関するgoogleの調査結果を見つけました。
ハードディスクは高温で利用しても故障は発生しないという新説には驚きました。ただこの件、ホームページを見る限りではどういう実験から導いた結論なのかまで記されていないのでその説が本当に正しいのかはわからないですね。
ただ、ハードディスクは常時アクセスがあり、回転している方が、こまめにスリープ状態に入るものよりも故障率は低くなるということになるとう説は正しい気がします。私の経験則的にもなんとなくそんな気がします。同じ方向に回り続けているのと、しょっちゅう回転にブレーキがかかるのとではたしかに前者のほうが寿命が長そうです。
あとちょっと脱線になりますが、「最初にハードディスクに対するスキャンを実行し、スキャンエラーが発生したディスクは、発生しなかったディスクに比べて60日以内に故障する確率は39倍も高くなる」とありますね。ハードディスクを購入したらまずはスキャンしてみるというのはとても良い習慣です。ハードディスクに限らず機械物は初期不良期が結構不具合率が高くそれを乗り越えると意外と長持ちする場合が多いですから、まずは初期不良ではないということをしっかりとチェックしておくと安心です。
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Comments
こんにちは。
レポートの原文はこちらです。
http://labs.google.com/papers/disk_failures.pdf
Posted by: DAIGO | March 20, 2007 at 02:22 AM