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August 14, 2008

必要以上に容量の大きすぎるHDDを使わないほうが良い理由

HDDの大容量化のペースはすごいですね。最近では1TBもの容量があるHDDが個人でも買える値段で登場しています。しかしインターネットサービスを提供する立場で考えると、必要以上に容量が大きすぎるHDDというは結構困ることがあります。今回はその理由について述べてみたいと思います。

【FormatやRAID Rebuildに時間がかかる】
例えば36GBと1TBのHDDでは実に30倍もの容量差があります。いろいろな要素を省いて単純に考えるとFormatやRAID Rebuildも30倍の時間がかかるということになります。FormatやRAID Rebuildって結構時間がかかりますのでこの差はとても大きいです。

RAID Rebuildと言えばこんな話しがあります。例えばサーバに3個のHDDが搭載されていて、2個をRAID1(ミラーリング)に、1個をHotSpareにしているサーバがあったとします。サービス提供中にRAID1側HDDの1個に障害がおきるとHotSpare側HDDがActiveになって自動的にRAID Rebuildがかかりますが、このRAID Rebuild時はレスポンスがものすごく悪くなります。大規模サイトともなるとクライアント側に一切レスポンスを返さなくなるくらいです。理想を言えばRAID Rebuildがかかったサーバはサービスから切り離すべきですが、24時間サーバ監視できない小さなベンチャー企業などではそこまで柔軟にサーバ管理できない場合もあるかと思います。そんな場合はやはりRAID Rebuildが極力短くて済む、必要なサイズに近い容量のHDDのほうが望ましいです。

【容量の大きなHDDは壊れやすい、かも】
容量の大きなHDDは容量の小さなそれと比べて壊れやすいというのはよく聞く話です。実測データはありませんが、普通に考えれば記録密度が上がることで単位ビット当たりの専有面積が狭くなるのでエラーが発生しやすい、すなわち壊れやすいというのは一応筋が通っています。ただしこのあたりは技術革新によって解決される可能性もあるので雑談として捕らえてください?


【まとめ】
容量の小さなHDDと大きなHDDの価格差があまりなければ何も考えずに容量の大きなHDDを買ってしまいそうですが、サービスで利用するHDDは用途にあった容量のものを選択しないと無駄な作業時間が多く発生します。普通のWEBサーバであれば36GB、もっと言えば18GBでも十分なことが多いです(まあそこまで小さい容量のものは現在なかなか売ってないでしょうが)。というわけでHDDを購入する際は是非サービスに合ったものを選びましょう。

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