« July 2008 | Main | October 2008 »

August 18, 2008

Windowsサーバをインストールする際は自動更新に気をつけよう

Windowsサーバのインストールに慣れていない初心者の多くが一度は経験する設定ミスがあります。それは「セキュリティパッチの自動更新を有効」にしてしまうというものです。

セキュリティパッチを自動更新する設定は何故いけないのか。もちろん事前検証なしにいきなり本番系サーバにセキュリティパッチを適用するのは怖いというのもあるのですが、それよりもっと怖いのはパッチによっては適用後に勝手にOS再起動までされてしまうことです。本番系サーバが突然OS再起動されてしまう問題の大きさはあえて語るまでもないですね。

この設定ミスが厄介なのは、


  1. OSインストール中に通知領域に自動更新を即すアラートが頻繁に出てくるので、つい何も考えないで設定を有効にしてしまう可能性があること。
  2. もし毎日OS再起動されてしまうのであればこの問題まで特定されすいが、実際は数ヶ月に1回程度なので忘れた頃にやって来ること。
  3. 数ヶ月に1回程度しか再発しないため、その場で問題究明まで至らなかった場合放置される可能性が高いこと。
気をつけましょうね。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

August 14, 2008

必要以上に容量の大きすぎるHDDを使わないほうが良い理由

HDDの大容量化のペースはすごいですね。最近では1TBもの容量があるHDDが個人でも買える値段で登場しています。しかしインターネットサービスを提供する立場で考えると、必要以上に容量が大きすぎるHDDというは結構困ることがあります。今回はその理由について述べてみたいと思います。

【FormatやRAID Rebuildに時間がかかる】
例えば36GBと1TBのHDDでは実に30倍もの容量差があります。いろいろな要素を省いて単純に考えるとFormatやRAID Rebuildも30倍の時間がかかるということになります。FormatやRAID Rebuildって結構時間がかかりますのでこの差はとても大きいです。

RAID Rebuildと言えばこんな話しがあります。例えばサーバに3個のHDDが搭載されていて、2個をRAID1(ミラーリング)に、1個をHotSpareにしているサーバがあったとします。サービス提供中にRAID1側HDDの1個に障害がおきるとHotSpare側HDDがActiveになって自動的にRAID Rebuildがかかりますが、このRAID Rebuild時はレスポンスがものすごく悪くなります。大規模サイトともなるとクライアント側に一切レスポンスを返さなくなるくらいです。理想を言えばRAID Rebuildがかかったサーバはサービスから切り離すべきですが、24時間サーバ監視できない小さなベンチャー企業などではそこまで柔軟にサーバ管理できない場合もあるかと思います。そんな場合はやはりRAID Rebuildが極力短くて済む、必要なサイズに近い容量のHDDのほうが望ましいです。

【容量の大きなHDDは壊れやすい、かも】
容量の大きなHDDは容量の小さなそれと比べて壊れやすいというのはよく聞く話です。実測データはありませんが、普通に考えれば記録密度が上がることで単位ビット当たりの専有面積が狭くなるのでエラーが発生しやすい、すなわち壊れやすいというのは一応筋が通っています。ただしこのあたりは技術革新によって解決される可能性もあるので雑談として捕らえてください?


【まとめ】
容量の小さなHDDと大きなHDDの価格差があまりなければ何も考えずに容量の大きなHDDを買ってしまいそうですが、サービスで利用するHDDは用途にあった容量のものを選択しないと無駄な作業時間が多く発生します。普通のWEBサーバであれば36GB、もっと言えば18GBでも十分なことが多いです(まあそこまで小さい容量のものは現在なかなか売ってないでしょうが)。というわけでHDDを購入する際は是非サービスに合ったものを選びましょう。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

« July 2008 | Main | October 2008 »