LANケーブルの色分けについて
LANケーブルにはいろいろな色があるのでうまく色分けして使いこなしている方も多いと思います。この件技術者仲間と話すと実にいろいろな工夫を聞くことができたので今回はそれをまとめてみました。
【1. ハードウェア用途別】
基幹ネットワークなら黒、WEBサーバなら白、DBサーバなら赤といった感じです。色によってつながっている機器の重要度がわかるのでメンテナンスするときに気をつけやすいです。
【2. サービス別】
メール系なら緑、社内グループウェアなら黒、ユーザ向けサービスなら黄色といった感じです。サービスの種類が多すぎてわけがわからない環境下ではおすすめです。
【3. セグメント別】
セグメント毎に色分けに色分けします。192.168.1.0/24なら白、192.168.5.0/24なら赤、といった具合に。(yoshiさんコメントThanks)
【4. 全サーバ別の色】
サーバ台数が少ないのであれば、全サーバ別の色のLANケーブルを使うといった感じです。例えば紫だからWEB5だな、といった感じで一目でわかります。
【5. LANケーブルの品質別】
カテゴリ5なら白、カテゴリ5eならグレー、カテゴリ6なら黒、カテゴリ7なら黄金といった感じです。1のハードウェア用途別と組み合わせれば非常に有効かもしれません。
【6. LANケーブルの長さ別】
長さ別に違う色にします。社内サーバルームのように頻繁にケーブルつなぎかえが起こる環境だと意外と実用的でいいかもしれません。
【7. あえて色分けしない】
両端にペンで情報を書いておけば十分ということでしょうか。一回稼動したら物理的なメンテナンスがほぼ発生しない環境ならいいのかも。(いや、でも逆にほぼ発生しないからこそ緊急事態時にすぐに環境を把握できるよう色分けしておいたほうが良い気もしてきました)
他にも何か工夫がありましたら是非コメントください。
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