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October 31, 2009

Twitterやってます

Twitterやっている方がいらっしゃいましたら、フォローしてくださいませ。

http://twitter.com/sanonosa

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October 28, 2009

これだけは知っておきたい サーバの常識

本日「これだけは知っておきたい サーバの常識」という本を技術評論社から出版させていただきました。著者は小島太郎さん、佐藤尚孝さん、そして私(監修)です。

この本には以下の特徴があります。

・サーバの全体像を理解することができる入門書です。(専門学校の授業教材などにいかがでしょうか)
・電車の中でも読み進められるように、やさしい文体で書いています。(堅苦しすぎると寝ちゃいますので)
・でも必要なことは端折らずに詰め込んでいます。(エニーキャスト方式とか、ローエンドサーバとハイエンドサーバの違いとか・・・)

よくある入門書だと、ただサーバの機能や用語がずらずらと書かれているだけで、一通り読んでもサーバの全体像がイメージできないということがよくあります。サーバの機能や用語を調べるだけだったらネットで検索すれば十分です。

そんなこともあり、この本ではサーバの全体像を理解してもらいながら、結果的に今自分は何を知っていて何を知らないのかを自分自身で発見してもらえるように構成しました。この本を読んだ後別の本でさらに勉強を進めていき、壁にぶちあたったらまたこの本に戻って確認する、という使い方でしょうか。


この本で込めたかったメッセージは2つあります。

1つ目は、「ハイエンドサーバってこんなにすごい。ハイエンドサーバで使われた機能や仕組みがどんどんミドルエンドサーバやローエンドサーバに技術移転されてきている。なので将来のサーバ像を知りたければ今のハイエンドサーバを見ればいい」ということです。今Windows7などで「64bitだからメモリをたくさん使えたり、仮想化が使えたりするのですごい」と叫ばれていますが、ハイエンドサーバではそんなの数十年前から普通に実現されていました。

2つ目は、このblogで繰り返し述べているように、ローエンドサーバであってもハイエンドサーバであっても、要はCPU、メモリ、ディスクI/O、そしてネットワークという要素で構成されているということです。普段なかなかハイエンドサーバを見る機会はないかと思いますが、このことさえ押さえておけばどうってことはないということです。


是非店頭でご覧いただけたらと思います。よろしくお願い致します。

※追記
技術評論社金田さん、著者の小島さん、佐藤さん。この半年本当にお疲れ様でした!

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October 19, 2009

Windows PEってご存知ですか?

意外と知らない人が多いようなので、ご紹介してみます。

Windowsのプレインストール作業(PCベンダーなどが出荷前のPCにWindowsをインストールする作業)やリカバリなどを行なうための環境として、Windows PE(Windows Preinstallation Environment)というものがあります。普通のWindowsと比べてもろもろ機能制限がありますが、無償で使えます。

Windows PEはWindows AIK(Windows Automated Installation Kit) に含まれています。

Windows AIKはこちらから入手できます。(こちら)

詳細はWikipediaなどをご覧ください。(こちら)

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October 04, 2009

RAID6の正確な定義とは

いよいよ今月こちらの本が出版されるのですが、その本を執筆している最中、「そういえばRAID6の正確な定義って何だろう?」という話になりました。

よく知られているRAID6の定義としては「パリティ情報を2本のHDDに書き込むので、HDDが2本死んでもデータが飛ばない」というものです。しかし曖昧なのは、どのようなパリティ情報をHDDに書きこむのか、というところです。この件、文献によって書いてあることに差があります。例えば「RAID5のパリティ情報をもう1つ他のHDDにも書き込んだものがRAID6だ」というものや、「RAID5のパリティ情報とは別のアルゴリズムで算出したパリティ情報を他のHDDに書き込んだものがRAID6だ」など。

RAID1-5に関しては明確な定義があります。Wikipediaによると「1988年にカリフォルニア大学バークリー校のデイビッド・パターソン, Garth A. Gibson, Randy H. Katzによる論文「A Case for Redundant Arrays of Inexpensive Disks (RAID)」に於いて提唱された。これはSIGMOD Conference 1988: pp 109-116 で発表された。」ということでした。しかしRAID6に関しては。いつどこで誰が定義したのかを明確に述べた文献が存在しませんでした。

それを踏まえて、日本語の文献は間違いが多い(1次情報を調べず2次情報を鵜呑みにすることが多い)ため、英語の文献を中心に調べてみました。いろいろ調べてみた中で、英語版のWikipediaに書いてあった内容が一番本当っぽい気がします。

Implementation
According to the Storage Networking Industry Association (SNIA), the definition of RAID 6 is: "Any form of RAID that can continue to execute read and write requests to all of a RAID array's virtual disks in the presence of any two concurrent disk failures. Several methods, including dual check data computations (parity and Reed-Solomon), orthogonal dual parity check data and diagonal parity, have been used to implement RAID Level 6

http://en.wikipedia.org/wiki/RAID6#RAID_6

超ざっくり訳すと

「SNIAというストレージベンダーの業界団体によると、RAID6の定義は、2本の仮想ディスクで読み書きに失敗しても処理を継続できること。RAID6の実装には二重チェックデータ計算、直角二重パリティチェック、及び斜めのパリティチェックを含む、いくつかの方法があります」

ということです。つまりはRAID6とは2本のHDDが死んでもRAIDが死ななければ何でもいいということになりそうです。すなわち、パリティ情報の書き込み方についてはベンダーによって実装方法が違うかもしれないという結論ですね。

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