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October 31, 2013

「インフラエンジニアの教科書」という本を書きました

ご無沙汰しています。

前回の記事から1年半近く経ってしまっています。前回のエントリーでLINEが3500万ユーザと書いてますが、現在は2億数千万ユーザとなってますのでずいぶんと伸びたものです。感謝感謝です。

さて、「インフラエンジニアの教科書」という本を書きましたのでご報告させていただきます。おかげさまで出版社の方曰く「ただいま、素晴らしい初速で売れています」だそうで、一部売り切れてしまったお店もあるそうです。おそれいりますが気長に入荷をお待ちください。

書評してくださった方がいらっしゃるのでリンクさせていただきます。どうもありがとうございます。^^
・『インフラエンジニアの教科書』この本をなんと呼ぶ?教科書と呼ぶ!
・The textbook of the infrastructure enginee
・インフラエンジニアの教科書"を読んで

一応執筆時にこだわった点をアピールしてみます。

・「技術書なのに読みやすい」という路線を目指しました。さくさく読めると思います。

・文書だけだと読むのに疲れるので可能な限り図を入れました。

・起業してから現在に至るまで、個人的に悩んできたことの多くを盛り込みました。特に新たにインフラを立ち上げる場合役に立つと思います。例えば何か買いたいときどのようにベンダーや営業さんと付き合えばよいか、ルータはどれを買えばよいか、データセンターのラックにどこに何を設置すれば良いか等々、他の本ではあまり書かれていないような具体的なレベルのことがたくさん書いてあります。

・メモリには「ランク」という概念がありますが、拙著ではこのランクの意味をわかりやすく正確に説明している国内唯一の本ではないかと自負しています。ネットでくまなく探しましたが、日本語、英語共わかりやすく説明しているサイトが見つからなかったのでした。

・中小オープンソース系企業であまり使われないものについて一通り把握するのに便利です。
  ・Windowsライセンス体系
  ・VMwareライセンス体系
  ・ストレージの種類や技術全般
  ・エンタープライズ機器(電話回線接続してベンダーが障害検知する話しとか)
  ・SASディスク、FCディスク、Fusion-IO(ioDrive)の写真
  ・光ファイバ系の写真(ケーブル、LCコネクタ、SCコネクタ、GBIC、SFP)
  ・ネットワークファブリック構造
  ・データセンターの空調方式(排熱吸引方式、外気空調方式など)
など一通り網羅しています。

・一方、普通の用途に使われないと思うものはばっさり切り捨ててあります。例えばVMwareの製品体系は複雑ですが、本書ではvSphereとvCenterにしか触れてません。

・ライセンス購買のリファレンス的に使えるようにもしました。Win, RHEL, SQLSVR, Oracle, VMwareなどのライセンス体系と価格をわざわざ書いているのは、購買検討時にいちいちネットで検索しなくても済むので便利だからなのでした。ネットとは違い更新が効かない一般書で製品価格を入れるのはリスキーなので普通の本ではあまりやらないと思います。

では~。

(追記 2013/11/2)
いくつか誤植と内容修正が見つかっておりますのでここに共有させていただきます。

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第2刷で修正されている内容

・P52。「ストライピング本数がRAID5では4本なのに」→「RAID10では4本なのに」。(川島さん、ありがとうございます)

・P53。RAID6の対角線パリティ方式の考案者はNetAPP社のPeter Corbett氏だそうです。(manabuさん、ありがとうございます)

・P70。Oracle LinuxはDebian系ではなくてRed Hat系の間違いです。(なぜこの明らかな間違いが校正時にあぶりだせなかったのか個人的にショックです。関係者の皆さまご迷惑をおかけしました)

・P114。自動階層化の図で SSD-SATA-SAS の順は、SSD-SAS-SATAの間違いでした。(かみやさとしさん、ありがとうございます)

・P127。排熱吸引方式の最後の行にて、「高なります」→「高くなります」

・P141。Windows20・00→Windows2000

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第3刷で修正されている内容

・P93。Protcol -> Protocol。(堂阪さん、ありがとうございます)

・P94。cccc:::1 -> cccc::1、 :::1 -> ::1。(堂阪さん、ありがとうございます)

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もし第4刷が出たら修正される内容

・P84
・ARPテーブル -> MACアドレステーブル。(池田さん、ありがとうございます)

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