May 20, 2009

SharePoint Server2007について思うこと

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Microsoft社のマーケティングのせいか、SharePoint ServerはNotesやサイボウズのように使えるグループウェアであると勘違いしている人も多いと思います。でも実際は「HTMLを知らなくてもサイトを構築できるWebベースのコラボレーションツール」という言い方が正しい気がします。

SharePointの概要はこうです。システム管理者から1枚のWEBサイトが提供されると、そこにWEBパーツと呼ばれる様々なパーツ(掲示板、スケジュール管理、ドキュメントライブラリ、Wiki、アンケート等々)を自由に貼り付け自分達が使いたいようなサイトを構成することができるというものです。そう、Google Sitesのようなものです。SharePointを使うとグループ内の情報共有が進み業務効率化が図れます。

ただしSharePointには大きな弱点が3つほどある気がします。

1.マーケティング戦略のせいかありとあらゆる機能を盛り込みすぎで、概念や用語が難解です。本を読んで全貌を理解してから取り組もう、なんて思っているとすぐに挫折します。しばらく使ってみてようやくなんとなく概念がわかってくる、というツールが気がします。

2.バグなのか仕様なのかわからないが、とにかく変な挙動が多いです。システム管理者から見て、当然こうなってこうやればいいだろうという勘がことごとく裏切られることが多いです。修正パッチも多いですが、機能が多いためか修正パッチを適用すると今度は他の問題が出てくるなんてことも。とにかくシステム管理者泣かせです。

3.InternetExplorerやOfficeと組み合わせると出来ることが増えますが、それ以外の環境だとできることが制限されます。例えば掲示板にupされたドキュメントをOutlookでメールのように読み込むことができたり、Explorer ViewというモードにするとWEB画面がExplorerのようなデザインになり大量のファイルをDrug&Dropできるようになったります。


総評。ユーザから見たらそれなりに使いやすいツールだと思います。しかしシステム管理者は地獄を見るツールです。次回バージョンアップ時はもっとシンプルで扱いやすいシステムに生まれ変わることを期待したいと思います。

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May 11, 2009

Exchange Server2003と2007の比較

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以前Exchange Server2003と2007を比較検証してみたことがあります。その結果、当時の私はExchange2003を選定しました。無論現在は状況が変わっているかもしれませんが、今回はその当時の状況を思い出しながら記してみたいと思います。

【パフォーマンスは概してExchange2007が上】
Exchange Serverは概してメモリをたくさん積めるほうがパフォーマンス的に有利です。そういう意味で、32bit CPUしか対応していない2003より、64bit CPUに対応している2007のほうが概してパフォーマンスが上です。

【管理のしやすさは断然Exchange2003が上】
管理のしやすさというと漠然としてますが、個人的な印象では2003は管理画面が直感的でシンプルなのに対して、2007は凝りに懲りすぎて何が何だかわからないという印象を受けました。2003だとある程度サーバ管理に慣れている人であればマニュアルを読まなくてもなんとなく設定でき、かつ運用時に内部の挙動もなんとなく把握できます。

それに対して2007はマニュアルを読み込んでも何がなんだかさっぱりわからないところから始まります。設定する箇所もよくわからないし、運用時の内部の挙動把握もどうやったらいいのかよくわかりません。2003と比べて無論使いこなせればものすごい管理ツール群なのでしょうが、使いこなせなかったので宝の持ち腐れでした。そう、2007は2003とまるっきりアーキテクチャーやGUIが異なるのです。

こう書くとわけがわからないかもしれませんが、試しに評価版を入手してご自身でインストールしてみたら違いがすぐにわかるので納得してもらえると思います。

【文字化けはExchange2003のほうが少ない】
メールといえば文字化けはとても重要です。通信する全てのMTA&MUAがRFCに準拠しているだとか、送受信する相手とは日本語しかやり取りしないという状況であれば文字化けは起きにくいのでしょうが、残念ながら平気でRFC違反しているMTA&MUAは多いし、送受信する相手は日本人だけとは限りません。そんなわけでいろいろなパターンを検証したのですが、当時はQuoted-Printable問題のためかExchange2007のほうが文字化けが起きやすいようでした。今は違うかも。

当時いろいろ検証したときのメモ書きがあったので載せてみます。(詳細は忘れました。間違ってたらごめんなさい)

・2007では送信時SubjectのEncode方式をQuoted-Printableにされてしまう。このためWILLCOM PHSにメールを送ると化ける。(注: SP1で解消されたという噂あり)

・2007ではHeaderのCharsetと本文の文字コードが一致しないメールを受信すると化ける。(明らかに送信側の問題だが2003では何故か化けない)

・2003ではUnicodeの処理が正しくないため文字化けが起こることがある。(詳細不明)

・2003/2007共Subjectの長さが76byte以上のメールを受信すると化ける。(RFCでは本来Subjectが75byte以下としているので問題なし)

・2003/2007共①㈱㎝などベンダー固有文字に対応していないメールを送受信すると化けることがある。(仕方ないのかも)

・2003/2007共送信時中継するMTAによって化けることがある。(古いMTAだと7bitが基本なので、8bitが前提のUTF-8などでメール送受信すると8bit目が失われてメールが化けることがある。JISで送れば問題なし)

【まとめ】
2003は素直な作り、2007はいろいろ高度なことをやろうとしたがうまくまとめきれなかった、という印象を受けました。そういった意味ではサポート切れ期間が2007より短いことを除けば2003のほうがお勧めです。

ただマイクロソフト製品の場合、技術革新を起こした直後の製品は使いづらいものの次のバージョンで問題点を解決してくるので、多分Exchangeの次のバージョンは高性能でかつ使いやすいものになることでしょう。

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April 27, 2009

クラウドコンピューティングを使った経費削減

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お付き合いあるITベンダーさんとの雑談の中で「最近どの会社に訪問してもIT投資削減の話しばかり」という話題が出ました。たしかにリーマンショック依頼世界規模でリセッション(景気後退)が叫ばれるようになり、積極的にIT投資をする雰囲気ではなくなってしまいましたね。

IT投資削減という意味では個人的にクラウドコンピューティングにずっと注目してました。使いたいサービスを使いたいだけ使うという意味で当面は主流になっていくサービスだと個人的に思っています。(当面と書いたのは、クラウドコンピューティングでも一般企業が使いこなすのがまだ難しいかなあという意味で)

・・・と思っていたら、クラウドコンピューティングの導入をサポートするサービスというのもあるんですね。僕の知り合いの会社からこんなサービスを始めたよ、という紹介を受けました。サーバ管理って我々からすると日常ですが、ほとんどの企業においては非常に敷居が高い世界なのでこういったサービスは世の中でものすごく必要とされているのでしょうね。

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October 15, 2007

本当に出た!(家庭にはPCの代わりにThinClientを)

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先日こんなエントリーを書いたわけですが、なんとこれを本当に実現したソリューションが登場しました。

→こちら

Panoの本体価格は300ドル、それに年間20%程度のサポート保守費用がかかる。またサポート保守を含めた月額20ドルのサブスクリプション方式も用意され、どちらかを選ぶことができる。とのこと。価格設定も僕の想定に近くて驚きました。

小飼弾さんはこのビジネスモデルに否定的みたいなんですが、個人的にはどの程度ユーザを集めるかとても興味深いです。

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July 06, 2007

社内ブログを導入しよう

最終回の@IT連載記事が掲載されました。タイトルは「社内ブログを導入しよう」です。

http://www.atmarkit.co.jp/im/cop/serial/kanrisha/16/01.html


さて、この連載では16ヶ月に渡り社内情報システム担当者が遭遇する一通りのことを身を削って書いてきました。ご興味のある方はバックナンバーもご覧ください。皆さんの業務の参考になれば幸いです。

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May 28, 2007

情シス業務アウトソーシングの秘訣

今月分の@IT連載記事が掲載されました。タイトルは「情シス業務アウトソーシングの秘訣」です。

http://www.atmarkit.co.jp/im/cop/serial/kanrisha/15/01.html

ちなみにこの連載は来月最終回の予定です。

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May 01, 2007

会議室を効率的かつ便利な空間にする

今月分の@IT連載記事が掲載されました。タイトルは「会議室を効率的かつ便利な空間にする」です。

http://www.atmarkit.co.jp/im/cop/serial/kanrisha/14/01.html

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March 26, 2007

【ビジネス提案】家庭にはPCの代わりにThinClientを

新しいビジネスを思いついたので提案してみます。新しいビジネスというよりは現実に起きている問題を既存のソリューションで解決しようとしただけなので収益性については厳密に考えてませんけど。

【アイデア概要】
初心者にとって家庭用PCを使いこなすのは並大抵のことではありません。ましてや何らかの原因でトラブルが起きた場合自力で解決することはほぼ不可能で、頼みの綱のユーザサポートに電話をかけてもちんぷんかんぷんで途方に暮れるというシーンは非常によく見られる光景です。

ここでちょっと考えたいのはこのシーンが何故よく見られる光景なのかということです。私が思うに、自分は機械が苦手だと思い込んでいる多くの人達に対してはいくらPCの操作を簡単にしたところで機械に対する拒絶感は絶対に消せません。扱いが非常に簡単なゲーム機(PS2やWiiなど)ですらよくわからないという人達もいますし。そういう人達に対しては、扱いやすいPCを提供することと同じくらい、何か問題が起きたら簡単に誰かにサポートを依頼できるような仕組み作りが不可欠なんだと思います。

そこで今回考えたのは、家庭にはPCの代わりにThinClientを設置し、データの実体はインターネット経由で業者のサーバ内に置くというモデルです。2~3万円のThinClientを家庭に設置。月々数千円の利用料金を支払うことでサーバと接続可能。何かトラブルが起きた場合には業者のサポート要員が対応。データの実体がサーバ上にあるのでサポート要員がサーバの中身を確認することが可能で迅速なトラブル対応が可能、というものです。

Thinclient

料金プランとしては、例えば、光ファイバーとプロバイダー加入を条件としてThinClientの導入費用無料。月額費用はインターネット接続料+サーバ接続料を加えて月額8000円(=年間96,000円)となります。ちょっと高めに見えるかもしれませんがインターネット接続料込みと考えればまあこんなものではないかと思いますがいかがでしょうか。

誰か実現してください。きっと多くの方に喜ばれると思います。

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March 22, 2007

ワークフローシステムの賢い導入法

今月分の@IT連載記事が掲載されました。タイトルは「ワークフローシステムの賢い導入法」です。

http://www.atmarkit.co.jp/im/cop/serial/kanrisha/13/01.html

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February 12, 2007

WEBサイトの重さを調べる方法

サイトの重さ・軽さというのは、ブロードバンド時代となってからはあまり気にされなくなりましたが、それでもgoogleやYahooのような軽いサイトはユーザにとって嬉しいものです。

というわけで私がWEBサイトを作るときは下記のサイトでWEBサイトの重さをよく調べています。

http://www.kaipara.net/cgi-bin/size_check.cgi

他にも似たサイトはたくさんありそうですが、とりあえず私がたまに使っているものということでご紹介してみました。

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January 17, 2007

社内システムでのデザインについて

社内システム(業務支援システム、各種管理ツールなど)のデザイン(設計という意味ではなくて、グラフィック的な意味で)は概してとてもひどいです。私は大企業とベンチャー企業という両極端の企業形態での勤務経験がありますが、どちらも似たようなもので顧客向けでない社内システムなんかに貴重なデザイナーの人的リソースを費やすなんてもったいない、という感じです。

多くの場合、要件定義に沿ってプログラマーがシステム開発をします。デザインはといえば、開発を進めるために取り合えず適当に組んでおいたデザインが、そのままの形でリリースされてしまうという感じです。なんとも寂しい感じがします。

この状況を回避するためには次のような方法が有効かなあと考えています。それはデザイナーが社内基本デザインテンプレートを用意しておくことです。基本テンプレートがあればプログラマーはそのテンプレートを組み込んで社内システムのデザインを行っていきます。社内基本デザインテンプレートを用意するのはデザイナーにとって面倒な作業ですが、1度作っておけばその後の社内システムに皆組み込まれるので長い眼で見たら良いことではないかなあと思うのですがいかがでしょうか。

なお蛇足ですが、社内基本デザインテンプレートには外枠だけでなく、各種ボタン(登録、キャンセル、戻る、進む、OK、NG、承認、却下、ログインなどなど)も用意しておくとより良いです。

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November 04, 2006

購買における意思決定力について

自分のものを買うとき、安い買い物だとすぐに意思決定できるけど、高いものになるとなかなか意思決定できないということはありませんか。どうやら値段と意思決定力は反比例の関係みたいです。たとえばこんな感じです。

 ・価格が自分の月収の1%以下の場合(例:月収30万円なら3000円)→すぐに意思決定できる
 ・価格が自分の月収の10%以下の場合(例:月収30万円なら3万円)→かなり悩むけどその日のうちに意思決定できる
 ・価格が自分の月収の100%以上の場合(例:月収30万円なら30万円)→その日のうちに意思決定できない。

さて、これを踏まえて。会社で購買を命じられたとします。慣れないうちはどうも上記の法則に囚われ、なかなかうまく購買ができないものです。例えば月収30万円の人が、会社で購買しようとするサーバが50万円程度だとしたら、自分の月収を超える額になるのでなかなか意思決定できないというような。

ここで重要なポイントは、会社の購買を自分の買い物と同じように行わない、ということです。自分の買い物の場合いろいろな意味でどうしても主観が入るのでなかなか決まらないですが、会社における購買はできるだけ主観的な要素を捨て合理的に意思決定していくことが重要です。そうすれば極端な話しどんな高価な購買になったとしても割とすぐに意思決定できます。

【まとめ】
会社における購買とは主観を捨てて合理的に意思決定を行うべし。合理的に意思決定を行うためにはそのためのデータ収集が必要で、データさえ集まってしまえば5秒程度で意思決定が可能なはず。くれぐれも個人の買い物のように余計なことを考えてぐだぐだ悩まないことが重要です。

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October 23, 2006

TV会議システムを導入する前に考えること

今月分の@IT連載記事が掲載されました。タイトルは「TV会議システムを導入する前に考えること」です。

http://www.atmarkit.co.jp/im/cop/serial/kanrisha/08/01.html

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October 02, 2006

高速ファイルコピーツールを使おう

Windowsでの話しです。

中古パソコン

ファイルサーバのリプレース等、ファイルを大量にコピーしなければならないときがあるかと思います。Windowsでファイルをコピーするととても遅いのでいらいらしますよね。そこで今回は高速ファイルコピーツールのご提案をしたいと思います。

ちょっと探してみるとFire File CopyFastCopyなどのツールが見つかりました。空きメモリを最大限活用したり可能な限り大きな単位でRead/Writeしたりマルチスレッドで動かしたり等いろいろな手段でファイルコピーの高速化を図っているようです。

実は今週末とあるメンテナンスがあり、ファイルコピーだけで5時間もかかることが判明し、なんとかこの時間を短縮できないか検討した出てきたアイデアでした。簡単に実験してみたところ1/3の時間でファイルコピーが完了しました。これは速い!

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September 14, 2006

現実的でバランスの良い冗長化について考える

今月分の@IT連載記事が掲載されました。タイトルは「現実的でバランスの良い冗長化について考える」です。

http://www.atmarkit.co.jp/im/cop/serial/kanrisha/07/01.html

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July 17, 2006

中古PCという選択

最近クローラー(検索ロボット)を開発しているんですが、それが実際に形になっていくにつれて、クローラー開発というのは大変お金がかかることがわかりました。正確にはクローラー開発にお金がかかるのではなくて、クローラーをまわすためのサーバ購入にお金がかかります。そこでサーバ機、メーカーPC、自作PC、中古PCをそれぞれ比較しましたが、どれも一長一短があり費用節約という意味では決め手がありませんでした。

最終的には中古PCを買い集めてクラスタ化する決定をしました。私の過去の経験では中古PCは特にHDDが壊れやすいということであまりいい印象がなかったのですが、何故今回中古PCにしたかというと、価格が安くて中古なのに2年保障のショップを見つけたからです。(→こちら)。このショップ、価格はSofmapより2割くらい安い印象があります。

以下余談。

中古PCといえば、私が使っていたPCのお下がりは全て実家に回してますが、一般ユーザであればWin2000以上が動くマシンであれば十分です。まだ数年は使えそうです。

また、もしこれがサーバ用途なのであればWin95時代のマシンでもFreeBSD等を入れて使えばまだまだ十分現役で使えます。私の場合は一度実家に回したマシンが使い古されるとまた私が回収して今度はサーバにしてしまいます。この場合はHDDだけ新品に入れ替えておけばかなり長持ちします。最近のPCは消費電力が大きいので24時間回すサーバ用途にはむしろこの時代のPCのほうが向いているのではなんて個人的には思っています。

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July 03, 2006

意外に危ないメーリングリスト運用

@IT連載の最新版です。

http://www.atmarkit.co.jp/im/cop/serial/kanrisha/05/01.html

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January 20, 2006

サーバ管理台帳の作り方

最近本業でトラブルが多発して全然blogがup出来てませんでした。あまり間が空きすぎるのも何なので、無理やり更新してみます。というわけで。

サーバ管理を行う際にサーバ管理台帳は欠かせませんが、他の人が行っていた環境を引き継いだ場合、満足いくサーバ管理台帳がもらえないことも多いです。そんな場合は自分でサーバ管理台帳をupdateしなければならないわけですが結構手間です。そこで今回はその悪戦苦闘した経験をまとめてKnow-Howとして昇華(そんな大げさなものなのか?)させてみたいと思います。

【まずはサーバの存在を知る】
まずは物理的にマシンが格納されているところ(サーバルーム等)に行き、マシンをリストアップします。

次にクラッキングによく使われるポートスキャンツールを使いLAN内のマシンのping疎通と開放ポートチェックします。ping疎通確認ではマシンの存在が確認できます。また開放ポートチェックではOSの種類がおおよそ予想できます。(139番ポートが空いているとWindows系、22番ポートが空いているとUNIX系ではないかと)

まずはこれだけやるだけでもサーバ管理台帳がかなり埋まってくると思います。


【ログインしてみる】
次のステップでは実際にサーバにログインしてみます。IDやパスワードがわからなかったらとにかく探すしかないです。ドキュメントを漁ったり、人に聞いたりします。誰が使っているのかがどうしてもわからない場合の最終手段はマシンの電源を落としてしまうことです。重要なサーバであれば必ず利用者から連絡が来ますし、誰も使っていないサーバであれば数ヶ月経っても連絡が来ませんのでマシンを撤去してしまうのもよいかもしれません。

さて、ログインできたらマシン名とIPアドレスをサーバ台帳に記入するわけなのですが、それだけでなくps -efやnetstat -an、サービスやタスクマネージャ等でどんなサービスが上がっているのかを確認したり、/etc/hostsを見て隠されたサーバ情報がないか調べてみるのもよいことだと思います。

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January 03, 2006

【提案】購買における指定価格入札制度導入の提案

以前購買を担当していて常々思っていたのが「価格交渉が面倒くさい」ということです。メーカーにとっても価格交渉は時間がかければかけるほど値切られていくだけだし人件費も浪費していきます。この双方にとって面倒くさいプロセスをなんとかできないかと常々思っていましたが、よい方法を思いついたので記してみたいと思います。

【指定価格入札制度とは何か?】
例えばPCをまとめて50台買うとしましょう。これまでは「こういうスペックのPCを50台買いたいんですけどいくらで売りますか?」という方法だったと思います。それに対して今回提案する指定価格入札制度では「こういうスペックのPCを50台、○○○万円で買いたいんですけどできますか?」とメーカーに問い合わせます。前者はいろいろな駆け引きが伴い面倒くさいのに対して後者は基本的にYesかNoの2択なのでメーカーはすぐに答えられます。もしどのメーカーもNoであるならば価格を上げて再問い合わせを行う。もし複数メーカーがYesであるならば価格を下げて再問い合わせを行うか、各メーカーのサービスや品質部分での比較を行う、とこういう方法です。


【前提条件】
前提条件としては買い手のほうが力関係が上の場合にしかこの方法が使えないことです。例えばそのメーカーにしか存在しない商品だとしたら基本的に選択肢はないので売り手のほうが力関係が上になります。

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August 15, 2005

資産管理と業務プロセスについて

会社規模が小さいときにはあまり重要視されないのですが、会社規模が大きくなってくると途端に負担になってくるもの、それは「資産管理」と「業務プロセス」です。今回はそれぞれについて述べてみたいと思います。

【資産管理】
例えばPCが10台とか机が5個とかそういうレベルであれば特に資産管理しなくてもなんとかなってしまいます。しかしサーバ100台、机200個、PC300台とかそういう規模になってくるときちんと資産管理していないと棚卸しが地獄になります。また修理や廃棄したときに資産をどう考えるかというところまで考え始めるとなかなか大変です。

以前資産管理のためにツールを導入する方向でいろいろ調べたんですがどうも適切なツールがみつからないんですよねえ。それで結局Excelで管理していたりするのですが、念のため他社の知り合いに聞いてもどこも同じような状況みたいです。どなたか資産管理に適したツールをご存知でしたら是非教えてください。

というわけで適当なツールを導入できないとしたら、手で回していくしかないので規模が小さいときからしっかりと資産管理しておくことをお勧めします。


【業務プロセス】
業務プロセス、すなわち他部署から依頼が来るときどのように処理するかだったり、ルティーンワークをどのように回すかだったりといったことは、会社規模が小さければなんとなく回っていきます。しかし規模が大きくなるとどうしても漏れが出たり処理に遅れが出たりします。

このようなことに対応するために一般的にERPやワークフローを導入します。ただし例えツールを導入するにしても業務プロセスに関しては会社毎にばらばらなことがほとんどですから、普段からシンプルな業務プロセスにしておくことを心がけておくことがとても重要になります。


【まとめ】
資産管理にしても業務プロセスにしても、会社規模が小さいときからきれいにしておくことを強くおすすめします。これをしておかないと規模が大きくなったときに地獄が訪れます。

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July 06, 2005

中古ストレージ機器は実用に耐えうるか

シリーズ完結編として中古ストレージ機器編です。

【ストレージに求められるもの】
中古ストレージ機器といってもいろいろありますが、ここでは定価数百万円以上のエンタープライズNASやSANあたりを対象にしましょうか。ストレージを選ぶときに重要なのは

 1. パフォーマンス
 2. データ保全の信頼性
 3. データメンテナンスの容易さ(バックアップが取りやすいとか)

になるかと思います。1はハードウェアの設計、2はハートウェア設計&ソフトウェア機能&HDDの信頼性、3はソフトウェア機能になるかと思います。


【中古ストレージ機器は買ってもよい?】
結論から言うと絶対NGですね。ハードウェア設計とソフトウェア機能は中古品でも同じですが、一番肝心なHDDの信頼性があてになりません。新品だと数千万円するNetAppが中古だと数十万円から売っているのを見るとつい購入してみたくなるのですが、HDDがいつ壊れるかわからなく、かつサポートによる無償HDD交換も期待できない点、中古ストレージ機器を購入するのは危険すぎます。

ちなみにエンタープライズストレージでよく使われるファイバーチャネルHDDは定価で1本50万円近くします。つまり中古品を買ってしまうとHDDが1本壊れる度に交換すると数十万円飛んでいくことになります。エンタープライズストレージ機器は新品で購入するに限ります。

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July 05, 2005

中古ネットワーク機器は実用に耐えうるか

引き続いて中古ネットワーク機器編です。

【中古L2スイッチは買ってもよい?】
私の経験では中古L2スイッチであってもはあまり故障しません(ただし昔のSummitは例外。電源ユニットが良く壊れる)。ただ中古スイッチは時代的に100Mbps以下のものが多いです。最近普及しだしてきている新品ギガビットスイッチがかなり安くなってきていますから、あえて中古でL2スイッチを買う理由はなさそうです。

【中古L3スイッチは買ってもよい?】
私の経験では中古L3スイッチはハードウェア的な故障で使えなくなった経験は少ないのですが、ファームウェア的な問題で使わなくなった経験はたびたびあります。信頼性のおけないファームウェアのバージョンだったのでバージョンアップしようとしても正規に購入したわけではないのでバージョンアップできず、本番系に投入できなかったというものです。まあ使えるお金の限られるベンチャー立ち上げ初期時に簡単なルーティング程度で使うのであればあまり問題にならないかもしれません。

【中古L4スイッチは買ってもよい?】
L4スイッチといってもここではロードバランサーとしておきましょうか。単純なラウンドロビン程度を行うのであれば中古で十分かもしれません。中古であってもそんなに壊れません。ただしL4スイッチはファームウェアにバグが多いです。正規で購入しないと最新ファームウェアを入手できませんので複雑な使い方、例えば二重化だったりDSR等をするのは全くお勧めしません。

【まとめ】
ネットワーク機器は中古サーバ機と比べたら故障率は低いと思います。しかし最新ファームウェアが入手できない点ちょっと怖いところもあります。そのあたりの割りきりができるのであれば中古というのもよい選択かもしれません。

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July 04, 2005

中古サーバ機は実用に耐えうるか

久々の技術ネタですね。小さい会社では中古サーバを購入する機会がよくあるかと思います。が、中古サーバって本当に大丈夫なの?って思いますよね。そこで経験則に基づく個人的な意見を述べてみたいと思います。

【よく壊れるパーツ】
私の経験的に中古品を買ってよく壊れるパーツはHDDと何故かonboard NICです。

中古サーバを買ったとしてもHDDはサーバ用の新品を買ったほうがよいです。間違っても個人用IDE HDDなんて買わないでください。サーバ用途だとすぐに壊れます。onboard NICが壊れるということはすなわちマザーボード交換を意味します。こうなったら修理代金が高いのでサーバ自体を廃棄するハメになるでしょう。

あと意外と盲点なのはバッテリー電池は中古品はすぐにイカれます。市販の電池が使える機種ならよいですが、そうでないと意外と高くつくかもしれません。あとラックマウントキットも中古品はイカれているものが多いような印象です。

【中古サーバは買ってもよい?】
個人的には×です。購入時の金額は安くても壊れたら修理代が高いですからね。最近の新品サーバは安いので新品を買ったほうがよいと思います。

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April 29, 2005

よい業者の選び方

5年もの間いろいろな業者とお付き合いしてきて、自分の中である結論が出つつあります。当たり前と言われるかもしれませんが結局は優秀な人材がいる業者がよいです。ではどういう業者に優秀な人材がいるか。それは、優秀な人材がいるだろうと思う業者にやっぱり優秀な人材がいます。そんなことを踏まえて今回はsanonosa流よい業者の選び方をご紹介いたします。

【お勧めその1:大企業】
富士通、日本IBM、日立製作所等、いわゆる大企業には優秀な人材が大勢いそうに思いませんか。僕の経験則では、やっぱりそういう大企業には優秀な人が多いです。なぜなら大企業は優秀な人が採用しやすいからです。

ただし余談ですがこの考え方でいくと、大企業の子会社、孫会社、・・・と人材のグレードが落ちていくことが想像できます。失礼かもしれませんが、この法則は僕の経験的には残念ながら割と当てはまってしまってきています。仕事を見る限り、ツメが甘いというか気が利かないというか・・・。


【お勧めその2:零細企業】
逆に零細企業にも優秀な人材がいることが想像されます。それはずばり社長です。会社を立ち上げられるくらいなのである程度優秀な人材であることが想像されます。また零細企業であるから必然的に社長もプロジェクトに参加する確率が高くなります。ただ零細企業は大企業と比べて探しにくいので人伝での紹介でたどり着くのが一番のお勧めです。


【お勧めしない:中途半端な中小企業】
中小企業は伸び盛りな中小企業と成長が止まってしまった中小企業があるかと思いますが、私はいずれもお勧めしません。前者だと人材の出入りが多い時期で社内混乱が見られそうだから、後者だと優秀な人材が少ない可能性が考えられるからです。


→結論: 多少高くても大企業がお勧めです。安く済ませたいのであれば零細企業もよいです。ただ、人の縁というものは類は友を呼ぶ世界ですから、自分自身が日々精進してないと優秀な人材がいる業者にめぐり合えないのかなあと最近感じてます。つまらない結論でスミマセン。

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March 04, 2005

きれいな断り方

今回は業者や採用面接等、検討の結果断らなければならないシチュエーションが多いと思います。そこで今回はきれいな断り方について考えてみたいと思います。

【基本】
断る・断らないの前に最も基本的なことはやりとりの中で相手に過度の期待を抱かせるような発言はしないことです。相手に期待を抱かせてしまうとその後非常に断りづらくなります。よって、やりとりの中では極力ニュートラルな態度でいるか、もしくは「ちょっと厳しいかも」という雰囲気をかもし出しておくことをお勧めします。

【業者への断り方】
商談も最後のほうになってくると、複数の業者さんの中でどこに発注を出すか大体決まってくるものです。そんな状態になったらお断わりする可能性のある業者さんには、なんとなく雰囲気で状況がかなり厳しい旨お伝えするのが良いです。ただしそういう雰囲気を出すと多くの業者さんは「価格が問題ですか?」等探りを入れてくるものです。そういった時には正直に理由を言わず「価格だけで決めるつもりはないです。最終的には上司を交えて総合的に判断します。」とでも言っておけばよいでしょう。

【採用面接での断り方】
採用面接では最終的には人事部から人材紹介会社もしくは直接本人に合否をお伝えすることになりますが、業者への断り方同様、お断わりする可能性が高い場合は面接の場でなんとなく雰囲気でその旨お伝えするのが良いです。僕の場合は面接者に対して、その人が当社で採用するには足りないポイントをそれとなくお伝えするようにしています。(「当社のサーバ管理者はレジストリ書き換えレベルのチューニングまで行っていますが、○○さんがいらっしゃった会社ではそこまでのチューニングは要求されてなかったわけですね」とか。)

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March 01, 2005

購買の時間を少しでも短縮するために

大規模サイトになってくると商談の頻度がすさまじくなってきます。例えば3000万円くらいのものを買おうとしたら、複数の業者が平均10回くらい来訪してくるので、複数のものを同時期に買おうとすると購買専任の人がいない状況だと毎日が商談になってしまいます。そんな中、少しでも商談の時間を短縮するためにいろいろノウハウが溜まってきましたので簡単にご紹介します。

【1.前もってお茶の準備をしておく】
来客者にお茶を出すのは常識ですが、自社からの参加者が自分ひとりだけだとお茶を準備するだけでも大変です。この問題に対して僕はこのようにするようにしています。

 ①前もって来訪者の人数を聞いておく
 ②来訪5分前に人数分のお茶を入れて部屋に置いておく
 ③部屋に入っていただいたら直ちにお茶を配る。

これだけで5分~10分は短縮できます。


【2.会議室の予約を短めにする】
商談って1時間刻みで行うことが多いですが、本当に重要な部分はそのうちの半分に満たないことが多いので、僕はこのようにしています。

 ①わざと会議室の予約を短めにする。(45分とか)
 ②来訪者に対して、この会議室は45分しか使えないと前もって宣言する。

これで15分の短縮です。


【3.要件定義資料を作り込んでおく】
商談の場ではこちらの要件について非常に長い時間ヒアリングを受けるのが普通です。これは思ったより時間がかかるので、僕はこのようにしています。

 ①初回のコンタクト前にやりたいことを箇条書きしてメールで送っておく。
 ②最初の商談でこちらが疑問に思っているポイントだけを確認し、要件定義を作る。

こうすると2回目の商談から具体的な要件定義資料を元に話しが進むのでかなり商談が早く進みます。これで3時間以上の短縮になるのではないでしょうか。


【4.最終決定日を明確に伝える】
いつ最終的に決めますということを明らかにしておくと、そのタイミングで最終見積もりが出てきます。業者から見て最終決定日がわからないといつまでもバッファを持たせるのでいつまでも商談が終わりません。


【5.最終価格決定方法を業者に選んでもらう】
最終価格決定方法として以下の2つの方法があるかと思います。僕はこのどちらがよいか業者に選んで決めてもらっています。

  1.相見積もりを取っている業者の情報をお互いの業者に流しながら、どちらかがギブアップするまで見積もり書を交換する。
   →確実に安くなりますが、時間はかかるし決定した業者の利益がほとんどない状態になるので今後のお付き合いを考えると本当はあまりいい方法ではないです。

  2.一発勝負で決める。
   →お互い後腐れがないし時間もかからないので個人的にはこちらのほうが好きです。

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January 26, 2005

カラープリンターのトナーを節約する究極の方法

うちの会社のカラープリンターは特定の色だけ減りが早いです。なんでかな~と思っていて最近理由に気づきました。それは会社のロゴカラーです。

パワーポイントのテンプレートはロゴに合わせて作るので、会社のロゴカラーが特定の色に偏るとパワーポイントの色も偏ります。その結果いつもカラープリンターの特定の色だけがすぐになくなってしまうことになります。

そんなわけでコストが厳しい会社は会社のロゴカラーを変えてみてはいかがでしょうか?!白抜きの黒ぶちというのが一番安上がりかな?

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January 01, 2005

IP電話の弱点

IP電話の全社的な導入を検討しましたが、今回は見送りました。理由はIP電話にいくつかの致命的な弱点があることがわかったからです。というわけで今回はIP電話について述べてみます。

【IP電話の弱点】
①停電時に電話が使えなくなってしまう。(致命的)
②IP電話機ではコンセントからの給電が必要なのでコンセントが多く必要。(注:もしくは給電機能付きGatewayっていうものもあるんですね。でもちょっと高いですね。2005.1.11)
③通常電話は総務部門管理だが、IP電話にしてしまうと情報システム部門管理になってしまう。


【IP電話の利点】
ついでにIP電話の利点も書いてみることにしましょう。
①席替えや増席時の対応が楽。(ビジネスフォンの場合、増席の場合PBXにボード追加が必要だったりとても面倒なんですよね~)
②多拠点間の内線構築が比較的簡単でかつ安価。
③電話代が安い。

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December 08, 2004

ベリサインやドメイン名は誰が管理すべきか

会社規模が小さい頃は、ベリサイン(正確にはベリサインSSLサーバ証明書)やドメイン名の取得を手の空いている技術者が行っていたと思います(経験のある方ならご存知だと思いますがあれかなり面倒なんですよね~)。しかし会社規模が大きくなってくると他の部署からベリサインやドメイン名取得依頼が続々と寄せられるようになってきます。こうなってくると大変です。ベリサインやドメイン名は通常1年更新ですので、「忘れたころにやってくる~」が続々とやってくるようになり、パニックが起きます。そこで今日はベリサインやドメイン名は誰が管理すべきか考えてみたいと思います。

【案1:システム部隊】
ベリサインやドメイン名の取得には意味不明な用語がたくさん出てきます。技術者でもよくわからないのに他の部署がわかるわけがない、という理由でシステム部隊でそれらを管理している組織は多いと思います。このような場合は管理者はシステム部隊という組織にしておき、その中で担当者を2名ほど決めておくとよいと思います。なぜ1名ではないかというと、その1名が会社を辞めてしまったら危険だからです。

【案2:総務・財務】
管理という面だけを考えれば総務・財務が管理するという案もあります。社内受付と更新日管理、そして代金振込を
総務・財務で行い、実際の申請手続きだけを技術のわかる部隊に依頼する、という形式です。

【どっちがよい?】
どちらがよいかについては会社の事情によって決めてください。参考までにいくつかの会社にアンケートを取ってみましたので書いてみます。

 ●某有名ポータル・・・他の国も含めて世界的になんとなくシステム管理部隊が管理する風潮がある。
 ●某有名ECサイト(楽天ではない)・・・技術的な話しを総務・財務に説明するのが面倒なのでシステム管理部隊でやってしまっている。
 ●某有名コミュニティ会社・・・システム部隊
 ●某有名ネットゲーム会社・・・日本ではシステム。他の国は総務・財務。

ということで圧倒的にシステム部隊が管理している例が多いようです。

PS: ベリサインは会社が帝国データバンクに登録されていると申請の手間がめちゃくちゃ軽減されるので今は大分楽になりました。ふぅ。(ご参考)

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November 25, 2004

システム部隊のリーダーは億単位のお金を使うことに慣れることが重要

数億円単位の買い物ってしたことありますか?大規模サイトになると扱うサーバのグレードが上がっていき、最終的には数億円単位の買い物になります。こういった経験をできる機会はそんなにないと思いますが、こういう買い物はやってみると結構つらいです。

会社創設時(私は創業スタッフです)は、それこそ自作PCを組み立てたり中古PCを使ったりと、普段の生活と変わらない金銭感覚でいかに費用を節約するかということを考えながら楽しく購買をしていました。しかしサイトの規模が拡大するに従い数万円の買い物が数百万円になり数千万円になり、最近ではとうとう数億円の買い物をすることが出てきました。この規模になるととても普段の生活の感覚で買い物なんてできません。

億単位の買い物でつらいことは2点あります。1点目はそんな金額の機械なんて当然そんなに買ったことなんてないので自分自身の感覚だけではそれが妥当な金額であるか判断ができないこと(そのときはかなり勉強しました)。2点目は会社にとってかなり負担の大きい金額の買い物をするという決断をしなければならないことです(決断したときは冷や汗が出ました)。この規模の機器購入が必要ということは会社もそれなりに社会的責任が出ている時期であり、導入の必要性は高いと言えるのですが、一方で安いサーバをたくさん並べたりプログラムを改良すればそんなに高い機械を導入しなくても十分いけるのではないかなんて迷いが出てくるわけです。

そんなとき億単位のお金を使い慣れていれば、それこそ自分の感覚で、その機械が高いか安いか、必要か必要でないかが判断できるようになるわけです。将来CTO/CIOを目指す方は今後のキャリアアップを考えると大きな金額を動かせる仕事を一度経験するとよいと思いますよ。

(ついに生々しい話しを書いてしまった^^;)

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September 14, 2004

レーザープリンタの選び方

レーザープリンタもいろいろな機種があって迷います。そこで今日はレーザープリンタの選び方を書いてみたいと思います。

【とにかく重要なのはランニングコスト】
カタログからレーザープリンタを選ぼうとするとどうしても目に付くのは本体価格だと思います。でもちょっと待ってください。数年のスパンで見るとコストがかかるのは本体よりもむしろトナー、ドラム、紙等のいわゆるランニングコストになります。ちりも積もれば山となるランニングコストを計算するとプリンタ本体価格なんてたかがしれています。そこで価格比較する際はプリンタ本体はどうでもよく、むしろ数年間のランニングコストで比較してみましょう。

【次に重要なのは有償保守の内容と価格】
家庭用プリンタの感覚でいくと有償保守の重要性をあまり感じないのですが、業務用レーザープリンタの場合有償保守はとても重要です。有償保守に期待すべきはオンサイト修理と清掃です。毎日使う機械なので壊れたら電話一本ですぐに直しに来てくれることは重要です。またレーザープリンタはかなり汚れるので有償保守の中に定期清掃があることもとても重要です。これらを自分達の力でやろうとすると長い目で見たら逆に割高になることでしょう。

【そして印字速度】
大量に印刷することになると思うので印字速度が速ければ速いほどよいです。が、逆転の発想で、同じ費用をかけるのであればちょっと遅い機械を2台導入したほうが冗長化、印刷分散化といった観点でむしろよいかもしれません。


会社創業当時、パソコンや備品の購入はケチったものの、レーザープリンタだけは当時の会社規模からしたらかなり贅沢なものを導入しました。当時社長は「こんな大きいの必要?」と申しておりましたが、今となってみればあのときの選択は正しかったと思わざるを得ません。4年経った今でも現役で使われております。が、当時有償保証に入らなかったのは大変失敗でした。修理代と清掃代だけでかなりの費用がかかっています。そんな反省から今日はこんなコラムを書いてみました。

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June 21, 2004

ハードウェアをどこで調達しますか?

会社創業当時(私は創業スタッフでした)、「サーバをどこで調達するか」ということで大いに悩みました。それ以降も何か買う度にどこから調達するのか悩んだものです。法人としての買い物は、個人の買い物と違ってTCO削減が重要になってきますのでリサーチが本当に大変なんですよね。ということで今日はこのテーマで行きたいと思います。

当時を振り返ると、何をどう調達してよいやら本当にわけもわからなかった記憶があります。今と違って当時はダイヤルアップでインターネットに接続する時代だったのでECもそんなに盛んではなく、とにかく様々なメディアを駆使して情報ソースを探した記憶があります。まずは秋葉原でサーバを探しましたが店頭でサーバを売っているところは中古ならともかく新品はどこにもなかったです(店員さん曰く、サーバはカスタマイズが多く入るので通常店頭販売が難しいそうです)。次にUNIX MAGAZINEやUNIX USER等の雑誌で販売店を探しましたがイマイチで、いろいろ考えた結果、富士通やNECといった大企業にサーバたった数台を購入するために来てもらうのに気が引けたので当時からネット通販をしていたメーカーや代理店で購入しました。どのメーカーや代理店が良いのかわからかなったので最初はいろいろなメーカーの製品を購入して好みのメーカーを見つけました。

会社が大きくなってくるとそういう買い方は手間もかかるし難しくなってきたのでお付き合いのある業者さんから大き目の代理店さんを何社か紹介してもらいました。1社だけだと価格交渉ができないので複数社確保しておくのは重要です。代理店さんから物を買う大きなメリットは、こちらが欲しい商品や実現したいことをなんとなく伝えておくとそれに合わせて提案をいただけることです。質問をすれば回答ももらえるし、大変勉強になりました。ネット販売の場合でも繰り返し買っていると自分の会社担当の営業さんがついてきます。

数十万円程度の買い物であればある程度独学でいけても、数百万円~数千万円以上の調達になると代理店さんからいろいろ教えてもらわないと調達が不可能になります。買う側も勉強、本当に重要です。そこらへんの金額になってくると代理店の選定が本当に重要になります。その頃になればたくさんの業者さんとお知り合いになっている頃だと思いますので、そういった業者さんに自分が調達しようとしている製品について実績のある業者さんを紹介してもらいましょう。

結論:最初はどこで買ってもいいが、早いうちに代理店さんの紹介を受けること。代理店さんがつけば、その後の調達製品や調達先についてたくさんの情報が得られることでしょう。ただし購買担当者は常日頃の市場調査や技術の勉強は必須。勉強しないと代理店の言うがままに物を売りつけられますよ。


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